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Column · Doukouro
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銅香炉(どうこうろ)とは。漢代の博山炉を祖に、仏前と書院を
香で満たしてきた鋳銅の香炉の美。

緑青の景色と宣徳色の照りをまとう、銅・青銅(唐銅)の香炉「銅香炉」。中国・漢代の博山炉を器形の祖とし、仏前の三具足・五具足、書院や座敷を飾る香炉として日本の暮らしに息づいてきました。中国・明代の宣徳炉写しから高岡銅器・金工作家の名品まで、その歴史と見どころ、そして売却をお考えの方へ向けた価値の見極め方を、古美術商の視点でご案内いたします。

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What is Doukouro

そもそも、銅香炉とは何でしょうか。

Definition

銅香炉(どうこうろ)とは、銅や青銅(唐銅)を鋳造・加工して作られた香炉のことです。香を焚くための器で、仏前の三具足・五具足、書院や座敷の飾り、そして香道具として、古くから日本の暮らしを彩ってきました。その器形の源流は、中国・漢代に生まれた博山炉(はくざんろ)にさかのぼります。香を焚くための実用の器でありながら、火気と時とともに器面に生じる緑青(ろくしょう)の緑や、宣徳色と呼ばれる落ち着いた照りが、金属ならではの深い「景色」を生むのが銅香炉の魅力です。

銅香炉の早わかり
読み方
どうこうろ(別名:唐銅香炉〈からかねこうろ〉・青銅香炉・古銅香炉)
ひとことで
銅・青銅で作られた、香を焚くための器。仏前・書院・座敷に据える
素材
青銅・唐銅・古銅(銅合金)・砲金など。表面は緑青の緑、宣徳色(栗皮色・黒褐色)など多彩
器形の別
三足(鼎形)・簋形・鬲形、獅子鈕・鬼面耳・遊環耳を付けたものなど。中国青銅器の器形を写したものが多い
加飾の技
象嵌(布目象嵌)・彫金・鍍金など。蝋型鋳造による細密な鈕(つまみ)や耳の造形も
源流
中国・漢代の博山炉。仏教とともに金銅の香炉が日本へ伝来
盛期
室町に唐物の唐銅香炉が珍重され、明の宣徳年間(1426-1435)の名香炉「宣徳炉」が後世の規範に。江戸期に高岡銅器が発展
主な産地
高岡(富山県/日本一の銅器産地)・京都(京銅器・京金工)ほか。近代には香取秀真ら金工作家の名品も
用途
仏前(三具足・五具足)の香炉、書院・座敷の飾り、香道具。時代物は鑑賞・蒐集の対象

本ページは、銅香炉について深く知りたい方に向けた解説コラムであると同時に、銅香炉・唐銅香炉の売却をお考えの方へのご案内です。
「実家の仏壇や床の間、蔵から銅の香炉が出てきた」「作者も価値もわからない」「灰が入ったまま、あるいは緑青がふいている」——そうしたお品も、まずは現状のまま、古美術もりたへお気軽にご相談ください。全国どこへでも、無料で出張・査定にお伺いいたします。

Chapter 01

銅香炉とは — 定義と別名

銅香炉は、銅・青銅・唐銅(からかね)といった銅系の金属を鋳造して作られた香炉です。「銅香炉」と書いて「どうこうろ」、あるいは「唐銅香炉」「青銅香炉」とも呼ばれ、材質や用途、時代によって呼び名は少しずつ異なりますが、指すものは同じ——香を焚くための銅の器です。仏前を荘厳する三具足・五具足の香炉、書院や座敷に据える置物としての香炉、香を聞き分けて楽しむ香道具と、暮らしのさまざまな場に置かれてきました。

陶磁の香炉とちがい、銅香炉は金属ならではの重みと、火気を受け続けることで深まる色の変化が持ち味です。鋳上がったばかりの銅は赤みを帯びていますが、香の火に炙られ、年月を経ると空気に触れて緑青(青緑の錆)が生じ、あるいは着色によって宣徳色と呼ばれる栗皮色・黒褐色の落ち着いた色調へと移ろいます。この色の景色こそ、銅香炉を単なる器ではなく、火と時間を味方につけて育つ工芸たらしめている要素です。

銅香炉(どうこうろ)
最も一般的な呼称。銅・青銅で作られた香炉全般を指します。
唐銅香炉(からかねこうろ)
唐銅(からかね)で作られた香炉を指す呼び方。書院飾り・香道具として好まれます。
唐銅(からかね)
銅に錫・鉛などを加えた銅合金。落ち着いた色と味わいから、香炉・茶道具に重用されます。
宣徳炉(せんとくろ)
中国・明代の宣徳年間に鋳造されたとされる名香炉。その写しは「宣徳年製」の底銘とともに広く作られました。
古銅(こどう)
古い時代の銅器、とりわけ中国渡来の古い銅の香炉を指し、書院で格の高い飾りとされました。
Chapter 02

銅香炉の歴史 — 博山炉から仏前・書院へ

銅香炉の物語は、中国・漢代に生まれた「博山炉(はくざんろ)」にさかのぼります。蓋が神仙の住まう山(博山)の形をなし、香を焚くとその孔から煙が立ちのぼり、山にたなびく雲のように見えたことから、この名がつきました。香を焚くための専用の炉としては現存最古級の形式のひとつであり、後の時代の香炉の器形・意匠に大きな影響を残しています。

  • 中国古代
    博山炉の誕生:中国・漢代、神仙思想を映した山形の蓋をもつ香炉「博山炉」が生まれました。その姿は、のちの香炉の意匠の源流のひとつとなります。
  • 金銅の香炉の伝来:仏教とともに、金銅(金メッキした銅)や銀・青銅の香炉が中国・朝鮮半島を経て伝わりました。正倉院には、天平勝宝8年(756年)に光明皇后が献納したと伝わる球形の銀薫炉(ぎんくんろ)や、それよりやや大ぶりな銅製の薫炉が今も遺されています。
  • 仏前の中心飾りとして定着:仏前を荘厳する三具足(香炉・燭台・花立)が整い、その中央に据えられる「香炉」として銅の香炉が広く用いられるようになります。仏具としての銅香炉が暮らしに根づいた時代です。
  • 唐物の唐銅香炉と香道の確立:中国から渡来した唐銅の古香炉が「唐物」として珍重され、書院飾りとして重んじられます。同じ頃、香木を聞き分けて楽しむ香道(こうどう)が確立され、香を焚く文化がさらに洗練されていきました。
  • 宣徳炉の誕生:明の宣徳年間(1426-1435年)、暹羅国(シャム、現在のタイ)から献上された「風磨銅」を用い、宮廷で香炉が鋳造されたと伝わります。これが後世「宣徳炉」と呼ばれ、香炉の規範として尊ばれる存在となりました。以後、明清を通じて数多くの写し(倣製)が作られています。
  • 座敷飾り・書院飾りとしての隆盛:唐銅・古銅の香炉は、書院や座敷を飾る格の高い置物として尊ばれました。1611年には加賀藩が鋳物師を招き、高岡銅器が芽生えます。
  • 金工作家と万博:明治期、高岡・京都の鋳金・象嵌が万国博覧会で高い評価を受けます。歌人としても知られる鋳金家・香取秀真(かとりほつま)は、日本で初めて工芸家として文化勲章を受章し、香炉の名品も残しました。1975年(昭和50年)、高岡銅器は国の伝統的工芸品に指定されています。
  • 暮らしの変化とともに:仏壇じまい・床の間文化の変化により、家庭に眠る銅香炉が数多く残されています。唐物古銅の名品から現代の量産品まで幅は広く、その位置づけの見極めが、いま古美術商に求められています。
来歴(伝来)は評価の手がかりになります

旧家・寺院に伝わった銅香炉は、その来歴そのものが大切な見どころです。共箱・箱書・購入時の資料・家の記録などが残っていれば、ぜひ一緒にお見せください。お品の位置づけを正しくお伝えするための、大切な手がかりとなります。

Chapter 03

素材と色 — 唐銅・青銅・宣徳色の景色

銅香炉と一口に言っても、用いられる金属はさまざまです。純銅に近いものから、錫や鉛を加えた合金まで、配合によって色味も鋳上がりの質感も変わります。査定の折にも、まず地金(じがね)が何であるかを見極めます。

主な素材

青銅(せいどう)
銅と錫の合金。古代の礼器から連なる、最も由緒ある素材です。時代を経ると緑青をまとい、深い景色を生みます。
唐銅(からかね)
銅に錫・鉛などを加えた合金で、香炉・茶道具に好まれます。落ち着いた色調と鋳肌の味わいが持ち味です。
素銅(すあか)・砲金(ほうきん)
素銅は純銅に近い赤みの強い銅、砲金は青銅の一種。用途や表現に応じて使い分けられます。

色の景色

緑青(ろくしょう)
銅が酸化して生じる青緑の錆。銅香炉では時代を映す「景色」として尊ばれることが多く、安易に落とすべきではありません。
宣徳色(せんとくいろ)
宣徳炉に見られるとされる、栗皮色・黒褐色がかった落ち着いた照り。金・銀など貴金属を加えて練られた地金がもたらす色とも伝わります。
赤銅色(しゃくどういろ)
磨かれた銅がみせる赤褐色の照り。緑青の緑と対をなし、光の当たり方で豊かに表情を変えます。

高岡をはじめとする産地では、おはぐろやカリヤス液など自然素材を用いた「着色(ちゃくしょく)」の工程が発達し、同じ銅でも緑青・黒褐色・赤銅色と、さまざまな色合いを引き出してきました。銅香炉の色は塗料ではなく、金属そのものの化学変化と職人の手仕事、そして香を焚く火気から生まれる——だからこそ、使い込むほどに深みを増していくのです。

Chapter 04

器形(種類)— 三足・簋形・鼎形・獅子鈕

銅香炉の見どころの第一は、なんといっても器形(きけい)です。香炉の多くは、中国青銅器の祭祀具の器形を写し、あるいは仏具・書院飾りの用に合わせて洗練されてきました。代表的な形を挙げます。

三足(鼎形/ていがた)
三本脚をもつ器形。中国青銅器の祭器「鼎(てい)」に倣ったもので、香炉の脚の多くはここに由来するとされます。
簋形(きけい)
左右に大きく張り出した耳をもつ器形。中国青銅器の食器「簋(き)」に倣った意匠で、香炉にも広く写されました。
鬲形(れきがた)
脚の付け根が袋状にふくらんだ器形。鬲(れき)と呼ばれる古代の煮炊き具に由来します。
獅子鈕・鬼面耳(しし つまみ・きめんみみ)
蓋の頂に獅子をかたどった鈕(つまみ)を、両脇に鬼面(獣面)の耳を配した、格式ある意匠です。
遊環耳(ゆうかんみみ)
耳に通した、動く輪の飾り。中国青銅器に由来する装飾で、香炉にもしばしば用いられます。
簋形の唐銅香炉の全体 — 左右に大きく張り出す双耳と、蓮弁を伏せた台座に三足を構える重厚な香炉
Overview左右に大きく耳を張り出した簋形(きけい)の香炉。丸く豊かな胴、蓮弁を伏せたような台座に小さな三足を構え、口縁と地には緑青と宣徳色の景色が重なります。荘重な佇まいが持ち味の一例です。

掲載した香炉は、双耳が大きく張り出す簋形の一例です。均整のとれた器形と、緑青・宣徳色が織りなす色の景色が響き合い、金属の香炉ならではの存在感を放っています。器形の格と均整、そして鋳上がりの味わいは、銅香炉を評価するうえで欠かせない観察点です。

Chapter 05

加飾の技法 — 鈕・象嵌・彫金・鍍金

銅香炉の魅力は器形だけではありません。蓋の頂を飾る鈕(つまみ)や、器面をいろどる加飾(かしょく)の技——金属工芸のさまざまな技法が、一つの香炉に凝縮されています。とりわけ高岡をはじめとする産地では、鋳造・研磨・彫金・象嵌・着色をそれぞれ専門の職人が担う分業のもとで、高度な表現が磨かれてきました。

鈕(つまみ)の意匠
蓋を開け閉めする際の摘みであると同時に、香炉の顔となる部分。獅子・鳳凰・霊獣、あるいは仙人などの人物像をかたどったものまで、意匠は多彩です。
象嵌(ぞうがん)
地金に溝や布目を刻み、金・銀など異なる金属を嵌め込んで文様を表す技法。布目象嵌が代表的です。
彫金(ちょうきん)
鏨(たがね)で器面に文様を彫り出す技。線の冴えと立体感が見どころとなります。
鍍金(ときん)
金を焼き付け、あるいは鍍して器面を飾る技法。緑青地に金を残すなど、豊かな色の景色を生みます。
蝋型鋳造(ろうがた)
蜜蝋で原型を作り、焼き流して鋳型とする技法。鈕や耳のような細密で有機的な造形を金属に写し取ることができます。
香炉の蓋に付く鈕(つまみ)の一例 — 驢馬に乗る人物をかたどった蝋型鋳造の意匠
Tsumami香炉の鈕(つまみ)に見られる意匠の一例。驢馬に乗る人物をかたどっており、驢馬を好んで乗り歩いたと伝わる中国の仙人説話を思わせます。蝋型鋳造ならではの、細やかな造形です。

掲載したのは、香炉の蓋の鈕にあたる部分を写したものです。驢馬(ろば)に乗る人物をかたどった意匠は、中国の仙人説話にちなむ図柄として、香炉や香合の加飾にしばしば用いられてきました。こうした鈕・耳・脚の意匠は、香炉全体の器形と同じくらい、時代や産地・作者を見極める手がかりとなります。蓋や鈕が本体と分かれてしまったお品でも、意匠から多くのことが読み取れますので、そのままの状態でお見せいただければと思います。

Chapter 06

見どころ — 鋳肉・景色・銘

銅香炉を手に取ったとき、古美術商がまず確かめるのは鋳肉(いにく)——鋳上がった金属の肌の質と厚み、そして手にしたときの重量感です。良い鋳物は、肌にほどよい張りと味わいがあり、持ったときの重みにも品格が宿ります。次に見るのが、緑青や宣徳色がつくる色の景色。長い年月と香の火がもたらすこの表情は、後から作ることのできない、時間そのものの記録です。

そして忘れてならないのが、銘です。高台裏に鋳出された「大明宣徳年製」などの底銘は、多くの場合、宣徳炉に倣った後世の写し(倣製)に広く用いられており、銘の有無や文言だけで時代や真贋を判断することはできません。器形・鋳肉・耳や鈕の意匠・地金の質を総合して見極めるのが、古美術商の仕事です。

「磨いてから」「洗ってから」は禁物です

「灰が入ったままで恥ずかしいから」「緑青がふいて汚れているから」——きれいにしてから見てもらおうというお気持ちはよくわかります。しかし銅香炉において、灰や香煙の跡、緑青や古色は多くの場合そのものが価値です。金属磨きや研磨剤で磨いてしまうと、時代の景色が失われ、かえって評価を下げてしまうことがあります。まずは現状のまま、お写真か現物をお見せいただくところからお始めください。

Chapter 07

主な産地と作家 — 高岡銅器・香取秀真

銅香炉は特定の一産地に限られた工芸ではありませんが、素材と鋳造技術、そして職人の技が結びついた代表的な産地・作家があります。産地や作家を知ることは、査定の手がかりにもなります。

Takaoka · Toyama高岡(富山県)

日本一の銅器産地。1609年に前田利長が高岡城へ入り、1611年に鋳物師を金屋町へ招いたことに始まります。当初は鉄の鍋・農具でしたが、やがて銅器へ。香炉・仏具を代表品目とし、1975年に国の伝統的工芸品に指定されました。鋳造・研磨・彫金・象嵌・着色の分業が生む多彩な表現が持ち味です。

Kyoto京都(京銅器・京金工)

寺院と茶の湯の本場として、格の高い香炉・仏具の需要に応えてきた土地。洗練された唐銅の色合いと、京らしい上品な意匠が受け継がれています。

Chinese Antique唐物(中国渡来)

中国から渡来した唐銅の香炉は、室町以降「唐物」として珍重されました。宣徳炉に倣った器形と、長い時代がもたらす古色が、書院で格の高い飾りとして尊ばれます。

Modern Masters近代の金工作家

明治以降、鋳金・彫金・象嵌の名手が香炉の名品を残しました。歌人としても知られる香取秀真(かとりほつま/1874-1954)は工芸家として初の文化勲章を受章し、鳳凰をかたどった香炉などの作を今に伝えます。共箱の銘は評価の重要な鍵となります。

作者名・銘が読めなくても大丈夫です

共箱の署名や器の銘が達筆で読めない、あるいは無銘である——そうしたお品も、こちらで器形・鋳肉・加飾・箱の作りから丁重に見当をつけて拝見いたします。「わからないから」と手放しをためらう前に、まずは一度お見せください。

Chapter 08

用途と場 — 仏前・書院・香道具

同じ銅香炉でも、置かれる「場」によって、その意味あいは少しずつ異なります。それぞれの文化的背景を知ると、お手元のお品がどのような場で使われてきたかも見えてきます。

仏前(三具足・五具足の中央)

仏前を荘厳する三具足(香炉・燭台・花立)・五具足の中央に据えられるのが銅香炉です。真鍮や金銅のものも多く、寺院・仏壇に伝わる例が数多くあります。日々の勤行で焚かれ、使い込まれた景色を宿す品も少なくありません。

書院・座敷飾り

床の間や書院に置物として据えられ、来客をもてなす座敷の格を高める役割を担いました。唐銅・古銅の香炉は、書院飾りの中でも格の高い品として重んじられます。

香道具として

香木を焚いてその香りを聞き分ける香道(こうどう)では、実際に香を聞く際には小ぶりな陶磁の香炉が主に用いられますが、広間での香席や、香を客にふるまう場では、大ぶりな銅香炉が室礼(しつらい)として重要な役割を果たしました。文人趣味の書斎で香を焚く道具としても愛されています。

このように、銅香炉は祈りの器であり、もてなしの器であり、香を楽しむ器でもありました。用途を問わず、まとめてのご整理も承ります。

Chapter 09

銅香炉・青銅器を伝える美術館

銅香炉の器形の源流や、金属工芸の名品は、いくつかの美術館・宝物庫で見ることができます。お手元のお品の位置づけを知りたいときの手がかりとして、代表的な場をご案内します。展示は時期・企画によって入れ替わるため、お目当てがある場合は各所の最新情報を必ずご確認ください。

中国青銅器 — 泉屋博古館

香炉の器形の祖のひとつである中国青銅器を系統的に見られるのが、京都・鹿ヶ谷の泉屋博古館(公式サイト)です。住友コレクションとして世界的に知られる中国古代の青銅器を、器種・用途・文様のテーマに沿って鑑賞できます。鼎・簋といった祭器の姿がどこから香炉に写されたのかを知る、またとない場です。

金銅の香炉 — 正倉院・東京国立博物館

奈良の正倉院(宮内庁正倉院事務所/公式サイト)には、天平勝宝8年(756年)に光明皇后が献納したと伝わる球形の銀薫炉や、金銅の香炉が伝えられています。東京国立博物館(公式サイト)でも、古代・中世の金工や青銅器が紹介されることがあります。

産地の技 — 高岡

銅器の一大産地・富山県高岡市では、産地としての歴史と技を知ることができます。高岡銅器(KOGEI JAPAN の解説)は国の伝統的工芸品に指定され、香炉・仏具を代表品目としています。

ご来館前に、最新の展示情報のご確認を

美術館・博物館の展示や公開は、企画や時期によって入れ替わります。上記はあくまで「銅香炉・青銅器に関連する品を扱うことのある場」の一例であり、常時展示を保証するものではありません。お目当てがある場合は、各所の公式情報で最新の情報をご確認ください。

こうして大切に伝えられる名品がある一方で、世に知られないまま仏壇や蔵に眠る銅香炉も数多く残されています。「これは古い唐物なのか、近代の作家物か、それとも現代の量産品か」——その見極めこそ、古美術商の仕事です。お手元のお品の位置づけを知りたいときも、どうぞお気軽にご相談ください。

Chapter 10

似た品物とのちがい

銅香炉とよく似た品物に、銅花瓶や陶磁の香炉、あるいは真鍮・砲金の量産香炉があります。見た目や素材が近くても、成り立ちと評価の軸はそれぞれ異なります。違いを知っておくと、お手元のお品の見立てにも役立ちます。

銅香炉・銅花瓶・陶磁の香炉の主なちがい
銅香炉(唐銅・青銅)銅花瓶陶磁・青磁の香炉
用途香を焚く器花を生ける器香を焚く器
素材銅・青銅・唐銅銅・青銅・唐銅陶磁(土・釉薬)
見分けの目安蓋・鈕・耳・脚があり、灰を納める口が大きく開き、水を張る焼物特有の肌・釉
評価の見方器形・鋳肉・景色・耳や鈕の意匠・銘器形・鋳肉・景色・作者銘・共箱窯・作者・時代・釉調

また、同じ銅系でも近代以降の量産品と、鋳物師や金工作家の手仕事による作とでは、評価が大きく異なります。均質で軽い地肌のものは量産の可能性があり、鋳肉に味わいと重みがあり、耳や鈕の造形が細やかで、共箱を伴うものは作家物・時代物の可能性が高まります。「宣徳年製」の底銘があるからといって、それだけで明代の品とは限りません。見た目が似ていても、本来の作りと来歴を見極めることが、正しい評価の第一歩です。

Chapter 11

銅香炉の取り扱いと保存

銅香炉は丈夫な金属の器ですが、だからこそ「良かれと思った手入れ」が価値を損なうことがあります。売却・査定をお考えの場合は、手を加えないことが何よりの保全になります。

香炉灰
中に残った灰は、そのままで結構です。無理に掃き出したり洗ったりせず、現状のままお見せください。
緑青・煤(すす)・古色
緑青や、香を焚いた際に生じる煤・宣徳色の照りは、多くの場合そのものが価値です。金属磨き・研磨剤・酸などで落とすと、時代の景色が失われます。拭くなら乾いた柔らかい布で軽く払う程度に。
蓋・鈕(つまみ)
蓋や鈕は本体から外れやすい部分です。紛失を避け、外れている場合もそのまま一緒に保管・ご持参ください。
へこみ・修理
へこみや割れを素人判断で直そうとすると、かえって価値を損ねることがあります。そのままの状態でご相談ください。
共箱・付属
共箱・箱書・購入時の資料は、来歴を示す大切な手がかりです。本体とあわせて保管し、査定時にはご一緒にお見せください。
保存環境
直射日光・極端な高温多湿を避け、箱に納めて保管します。急激な温湿度の変化は避けるのが安心です。

「くたびれているから手入れしてから……」というお気持ちはよくわかりますが、古美術においては、当初のままの状態がもっとも尊ばれます。緑青やへこみ、蓋・鈕の欠損があっても、器形・鋳肉・作者の良いものは価値が残ります。まずは現状のまま、お写真をお見せいただくところからお始めください。

Value

銅香炉の価値を左右するポイント

銅香炉の評価は、大きさや華やかさだけでは決まりません。
古美術商は、次のような点を一つひとつ確かめながら査定いたします。

01
素材 — 青銅・唐銅か、素銅・砲金か。地金と鋳肉の質
02
時代 — 唐物の古香炉か、宣徳炉写しか、近代作家物か、現代量産か
03
器形 — 三足・簋形・鼎形・獅子鈕遊環耳など、器形の格と均整
04
産地・作者 — 高岡銅器・京銅器、香取秀真ら金工作家の銘
05
加飾 — 象嵌・彫金・鍍金など、加飾の技と出来
06
景色 — 緑青・宣徳色の照り、鋳肌の味わい(時代の景色)
07
付属 — 共箱・箱書の有無
08
状態 — 蓋・鈕の欠損、へこみ・割れ・補修・磨きすぎの有無
09
来歴 — 旧家・寺院ゆかりの伝来
Our Answer
その銅香炉の真価、古美術商でなければ見抜けません。
Why Morita

銅香炉の買取を、古美術もりたへ

金属工芸・仏具・茶道具を見つめてきた審美眼で、地金と時代を丁重に見極めます。

1
Connoisseurship

金属工芸を見る、確かな目

銅香炉をはじめ、銅工芸・青銅器・仏具・茶道具・掛軸まで、古美術全般を見つめてまいりました。地金・鋳肉の見極めから、器形・加飾・時代の判断まで、一点ずつ丁重に査定いたします。

2
Nationwide · Free

全国へ無料出張、秘密厳守

東京・成城を拠点に、全国どこへでもお伺いします。高岡(富山)など銅器の産地からのご依頼も歓迎。出張費・査定料・ご相談料はすべて無料。お譲りいただかなかった場合も費用はいただきません。

3
Track Record

実績に基づく、適正な評価

美術館への収蔵協力、海外オークションハウス(サザビーズ・クリスティーズ等)との取引を重ねてまいりました。国内外の相場観をもとに、銅香炉の格にふさわしい評価をご提示します。

Track Record

銅香炉の買取・査定事例

近年のご相談・お取引の一例です。個人が特定されない範囲でご紹介しています。評価額は素材・時代・産地・作者・状態により大きく異なります。

01
唐物の唐銅香炉(宣徳年製の底銘)|関東地方・蔵の整理に伴い
02
高岡銅器の象嵌香炉一対|北陸地方・生前整理で
03
金工作家の銘ある簋形香炉|関西地方・書院飾りの整理で
04
緑青をまとった三足の古香炉|東海地方・実家じまいに伴い
05
鍍金を残した獅子鈕の香炉(共箱付)|東京都・遺品整理で
06
仏前の三具足の香炉をまとめて|甲信越地方・寺じまいに伴い
07
獅子頭の耳を付けた鉢形の銅香炉|静岡県富士市にて出張買取
08
饕餮文を鋳出した方鼎形の銅香炉(木製台座付)|神奈川県横浜市にて出張買取
Works

銅香炉の買取実績

これまでにお譲りいただいた銅香炉の一例です。よく似たお品をお持ちでしたら、ぜひご相談ください。

銅工芸品
胴を張った鉢形に獅子頭の耳を付けた茶褐色の銅香炉
Bronze Censer / Lion Handles 獅子耳 銅香炉

口縁を折り返し、胴をふっくらと張らせた鉢形の銅香炉です。左右に獅子頭の耳を付け、低い高台で据わりよく仕上げた姿に、落ち着いた茶褐色の古色が品よく映えるお品でございました。

静岡県富士市にて
銅工芸品
饕餮文を鋳出した方形の胴に立耳と四脚を備えた、木製台座付きの銅香炉
Bronze Censer / Fangding Form 方鼎形 銅香炉

古代青銅器の方鼎を写した方形の銅香炉です。四面に饕餮文を鋳出し、口縁に立耳、獣面をあしらった四本の脚を備え、木製の台座を伴う、重厚な造りのお品でございました。

銅工芸品
左右に大きく耳を張り出した簋形の唐銅香炉。双耳と蓮弁形の台座
Bronze Incense Burner 簋形 唐銅香炉

左右に大きく耳を張り出した簋形の一口。中国青銅器の器形を写した、緑青と宣徳色の景色の良い香炉でございました。

宮城県仙台市にて
銅工芸品
驢馬に乗る人物をかたどった鈕(つまみ)をもつ銅香炉
Tsumami 鈕に人物意匠の銅香炉

驢馬に乗る人物をかたどった鈕(つまみ)をもつ一口。蝋型鋳造ならではの細密な造形で、保存の良い銅香炉でございました。

秋田県横手市にて
銅工芸品
蓮の葉を象り蛙と蓮花・蕾を配した古銅の器。花器・香炉として用いられる一具
Kobo · Lotus Vessel 蓮葉形の古銅香炉

蓮の葉に蛙と蓮花・蕾をあしらった、意匠性の高い古銅の器。花器としても香炉としても用いられる形で、時代を経た緑青の色合いに、静かな風情が漂う一具でございました。

秋田県秋田市にて

※掲載のお品は取扱いの一例です。状態・付属品・来歴・希少性により評価は異なります。

Customer Voice

お客様の声

銅香炉・唐銅香炉をお譲りいただいたお客様より。

01
遺品整理・関東地方

灰を入れたままでよかったのですね

「灰を出してきれいにしてから見てもらおうと思っていましたが、そのままでよいと教わりました。触らずに相談して本当に良かったです。」

02
書院飾りの整理・京都市

唐銅の香炉を正当に評価

「床の間に置いていた香炉を、唐銅の格や耳・鈕の意匠まで丁寧に見立てていただきました。宣徳の銘の意味も教わり、納得して手放せました。」

03
生前整理・富山県

産地の高岡でも出張してくれた

「高岡銅器の香炉が家に何点もあり、産地だからと諦めていました。一点ずつ丁寧に拝見いただき、遠方でも無料で来てくださって助かりました。」

Why a specialist

手放す前に、専門の目を通す意味

銅香炉は、地金・器形・時代・作者を見極められる専門家に、お早めのご相談をおすすめします。

01
フリマ・ネットオークション

手軽でも、真価が伝わりにくい

写真だけでは鋳肉の質感や緑青の景色、重量感までは伝わりません。重い金属の香炉は梱包・輸送で破損する事故も多く、専門家以外への安価な譲渡になりがちです。

02
リサイクル・不用品店

早いが、専門評価は難しい

幅広い品を扱う分、地金の見極めや作者・時代の判断までは難しく、金属くず同然にまとめて安価に扱われがちです。「宣徳年製」の底銘の意味まで拾ってもらえないことも。

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専門の古美術商(もりた)

地金と来歴を見極め、適正に

金属工芸・仏具・茶道具を見てきた目で、一点ずつ地金・器形・時代・作者を確かめて評価。全国無料出張・その場現金・秘密厳守で、大切に手放していただけます。

Flow

銅香炉 買取の流れ

お問い合わせから査定・現金お支払いまで。お写真がなくてもご相談は承ります。

STEP 01

お問い合わせ

お電話・メール・フォームでご連絡ください。お品の概要やご状況を簡単にお聞きします。

STEP 02

事前査定(任意)

お写真をお送りいただければ、おおよその金額をお伝えします。ご判断の参考にどうぞ。

STEP 03

出張・拝見

ご都合に合わせて全国へお伺いし、現物を丁重に拝見・査定いたします。ご来店相談も可。

STEP 04

ご成約・お支払い

ご納得のうえご成約。原則その場で現金にてお支払いします(お振込みも可能です)。

Service Area

銅香炉の買取/全国の対応エリア

東京・成城を拠点に、全国47都道府県へ出張買取いたします。富山(高岡銅器)・京都(京銅器)など、銅器・金工の産地からのご依頼も歓迎いたします。
出張費・査定料・ご相談料は、いずれも無料です。

東京

東京都

即日対応
都内 +
首都圏

神奈川・埼玉・千葉

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北関東

北関東

3県+
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東北

東北地方

6県+
青森県岩手県秋田県山形県宮城県福島県
北陸

北陸地方

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東海地方

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愛知県岐阜県三重県
関西

近畿(関西)

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中国

中国地方

5県+
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四国地方

4県+
徳島県香川県愛媛県高知県
九州

九州・沖縄

8県+
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北海道

北海道

全域+
北海道
東京・成城を拠点に、全国47都道府県へ出張買取いたします。
地元の東京(世田谷・杉並・目黒ほか)、創業の地である神奈川(鎌倉ほか)はもちろん、銅器の一大産地富山・高岡や京都など、全国どこへでもお伺いいたします。お住まいの地域の詳しいご案内は、上の地域名(東京都・神奈川県・世田谷区・目黒区・杉並区・鎌倉市)からご覧いただけます。※「即日対応」は東京都のおおよその目安です。近県・遠方も日程を調整し、実際に多数お伺いしております。上記いずれの地域も、出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
Free Consultation

銅香炉の買取、
まずはお気軽にご相談ください。

出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。秘密厳守、全国へ出張いたします。
お電話・メール・お問い合わせフォーム、ご都合の良い方法でご連絡ください。

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銅香炉の買取 お問い合わせフォーム

下記フォームにご入力ください。査定・出張のご相談、ご来店予約も承ります。
お急ぎの方は、お電話(03-3415-1670/年中無休 9:00-18:00)でも承ります。

お写真の送付について
本フォームに写真の添付機能はございません。お写真をお持ちの方は、送信後にメールまたはLINEでお送りいただけます(送付方法は受付確認メールでご案内します)。お写真がなくてもご相談は承ります。全体・蓋や鈕・高台裏の銘・胴の加飾(光の角度を変えたもの)・共箱の書付が写ったものがあると、より正確にお伝えできます。

送信後、担当者より折り返しご連絡いたします。査定・出張・ご相談はすべて無料、秘密厳守です。

FAQ

銅香炉の買取 よくあるご質問

Q.灰が入ったまま、あるいは香を焚いた跡や煤(すす)がある銅香炉でも買取できますか?+
A.拝見いたします。香炉灰や、内側に残る香煙の跡・煤は使い込まれた証で、無理に洗い落とす必要はありません。灰はそのままで結構ですので、現状のままお見せください。器形・鋳肉・地金・作者の良いものは評価が残ります。
Q.蓋や鈕(つまみ)が壊れている・失われている銅香炉でも査定してもらえますか?+
A.はい、拝見いたします。蓋や鈕が本体と分かれてしまったもの、失われてしまったものも査定の対象です。本体の器形・鋳肉・銘・地金から丁重に見極めますので、部品が揃っていなくてもまずはご相談ください。
Q.作者や銘、宣徳年製などの底銘がわからないのですが、それでも査定してもらえますか?+
A.はい。「大明宣徳年製」などの底銘は後世の写し(倣製)に広く用いられており、銘の有無だけで真贋・時代は決まりません。器形・鋳肉(鋳上がりの肌)・地金の質・耳や鈕の意匠・共箱の書付などから、こちらで時代や作り手の見当をつけながら丁重に拝見いたします。無銘のお品も査定対象です。
Q.共箱(箱)がなくても大丈夫ですか?+
A.はい。共箱・箱書があれば来歴や作者の手がかりとなり評価の助けになりますが、無くても香炉そのものの作行きを拝見して査定いたします。付属がある場合は、そのままの状態でご一緒にお見せください。
Q.仏壇の三具足・五具足や、香炉と一緒に燭台・花立もまとめて見てもらえますか?+
A.まとめて承ります。仏前の三具足・五具足の香炉、床の間や書院に飾られていた香炉、香道具まで、用途を問わず拝見いたします。花瓶・燭台など他の金属工芸とあわせてのご整理も歓迎いたします。
Q.高岡銅器や、中国渡来の唐銅香炉(宣徳炉写しなど)も買取対象ですか?+
A.どちらも買取対象です。富山・高岡の高岡銅器、京の金工、香取秀真をはじめとする近代の金工作家による名品から、中国渡来の唐銅香炉・宣徳炉写しまで、時代・産地を問わず拝見いたします。産地や作者の分かるものはとくに丁重に査定いたします。
Q.出張費・査定料は本当に無料ですか?全国対応ですか?+
A.出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。お譲りいただかなかった場合も費用は一切いただきません。東京・成城を拠点に、全国どこへでも秘密厳守でお伺いいたします。
Q.古い銅香炉・青銅器はどんなところで見ることができますか?+
A.銅香炉の器形の源流である中国青銅器は、京都・鹿ヶ谷の泉屋博古館(住友コレクション)で系統的に見ることができます。奈良・正倉院には球形の銀薫炉(銅製も伝わります)が、東京国立博物館には金工・青銅器が伝えられています。産地としては富山・高岡が高岡銅器の一大産地です。展示は時期や企画によって入れ替わりますので、ご来館前に各所の最新情報をご確認ください。美術館のご案内もあわせてご覧ください。
References

参考文献・関連リンク

銅香炉の記述にあたって参照した外部の百科事典・美術館・団体の資料です。
器形の源流や産地・技法の詳細は、各リンク先の解説をあわせてご覧いただけます。

泉屋博古館(住友コレクション)
香炉の器形の源流のひとつである中国古代青銅器を系統的に所蔵・公開する美術館。sen-oku.or.jp
正倉院(宮内庁正倉院事務所)
球形の銀薫炉をはじめ、古代金属工芸の粋を伝える正倉院御物の公式情報。shosoin.kunaicho.go.jp
東京国立博物館「金工・東洋」コレクション
古代・中世の金工、中国青銅器をはじめ、日本と東洋の美術工芸を広く収蔵。tnm.jp(東京国立博物館)
KOGEI JAPAN(伝統的工芸品産業振興協会)「高岡銅器」
国指定伝統的工芸品「高岡銅器」の由来・歴史・製法(鋳造・着色など)の解説。kogeijapan.com/locale/ja_JP/takaokadoki
「高岡銅器」(Wikipedia 日本語版)
高岡銅器の歴史・産地・品目に関する概説。ja.wikipedia.org/wiki/高岡銅器
「宣徳炉」(Wikipedia 日本語版)
明代宣徳年間に鋳造されたと伝わる名香炉と、後世の写しに関する概説。ja.wikipedia.org/wiki/宣徳炉
「青銅器」「Chinese ritual bronzes」(Wikipedia 日/英)
香炉の器形の源流にあたる中国青銅礼器の解説。ja.wikipedia.org/wiki/青銅器/en.wikipedia.org/wiki/Chinese_ritual_bronzes
「香道」「香取秀真」(Wikipedia 日本語版)
香を聞き分ける文化と、香炉の名品を残した近代の鋳金家に関する概説。香道/香取秀真
ワシントン条約(CITES)付属書
唐物の台座や付属などに用いられる素材の国際取引規制の根拠。cites.org/eng/app/appendices.php

※本ページの記述は各種文献・辞典・美術館公開資料を参考にしつつ、古美術もりたの実務経験に基づいて編集しています。
展示情報・団体情報は各所の運用により随時変更されます。ご来館・お問い合わせの際は最新の公式情報をご確認ください。個別の作品の来歴・時代・作者判定は、実物拝見のうえで慎重に見極めております。

About / Operator

運営者・鑑定者情報

銅香炉のような金属工芸の査定は、地金と時代を見極める確かな知識と、来歴への敬意が要です。
古美術もりたの概要と、買取に関わる許可・登録をご案内いたします。

屋号
古美術もりた(Antique & Fine Art Morita)
所在地
〒157-0066 東京都世田谷区成城3-4-3
小田急線「成城学園前駅」より徒歩8分(ご来店は完全予約制)
電話/受付
03-3415-1670 年中無休 9:00–18:00
創業
神奈川県鎌倉市にて創業。現在は東京・世田谷区成城に拠点を構える古美術商です。
取扱分野
銅香炉・唐銅香炉・銅工芸・青銅器・金属工芸をはじめ、仏具・仏像・茶道具・螺鈿細工・蒔絵漆器・堆朱・書画・中国美術など古美術全般。
鑑定・実績
古美術商として長年、金属工芸・仏具・茶道具と向き合ってまいりました。美術館への収蔵協力、海外オークションハウス(サザビーズ・クリスティーズ等)との取引を重ねております。
古物商許可
東京都公安委員会 第303282320966号
特別国際種事業者
登録番号 第00596号

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