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Column · Carved Lacquer
全国 出張買取

堆朱とは。朱漆を彫りあらわす彫漆の美
その歴史と価値

香合や盆、重箱、硯箱、そして花瓶まで。幾層にも塗り重ねた朱漆を彫りあらわす「堆朱(ついしゅ)」は、深い朱色と彫りの景色に、東洋の美意識を映してきました。その歴史と見どころ、そして売却をお考えの方へ向けた価値の見極め方を、古美術商の視点で詳しくご案内いたします。

査定・相談 無料
全国 出張対応
秘密厳守・丁重対応
What is Tsuishu

そもそも、堆朱とは何でしょうか。

Definition

堆朱(ついしゅ)とは、朱漆(しゅうるし)を幾層にも塗り重ねてつくった厚みを、その漆ごと彫刻刀で彫りあらわした彫漆(ちょうしつ)の一種です。「堆」は積み重ねる意で、まさに朱を堆(うずたか)く盛る技をあらわします。中国では剔紅(てきこう)と呼ばれ、宋・元・明の時代に大きく花開きました。日本へは唐物(からもの)として伝わり、香合・盆・重箱・箱・花瓶などの姿で、茶席や床の間を彩ってきました。黒漆を彫れば堆黒(ついこく)、渦文を彫れば屈輪(ぐり)——その景色は実にさまざまです。

堆朱の早わかり
読み方
ついしゅ(彫漆=ちょうしつ の一種)
技法
朱漆を何十層も塗り重ね、漆の厚みを彫って文様をあらわす
中国名
剔紅(てきこう)。黒漆は剔黒、彩漆は剔彩
主な品
香合・盆・銘々皿・重箱・箱・硯箱・花瓶・卓(しょく)
近い技法
堆黒・屈輪(ぐり)・存星(ぞんせい)・紅花緑葉
和物の系譜
堆朱楊成(ようぜい)・村上堆朱(新潟)・鎌倉彫(別技)
文様
山水人物・楼閣・牡丹や椿などの花卉・屈輪文
査定の要
唐物か和物か・時代・彫りの手・作者(銘)・状態。磨かずそのままが鉄則

本ページは、堆朱について深く知りたい方に向けた解説コラムであると同時に、堆朱の売却・買取をお考えの方へのご案内です。
「茶道具や煎茶道具の中に朱塗りの香合や盆が混じっている」「これは堆朱か鎌倉彫か分からない」「漆に欠けやひびがあるが値が付くのか」——そうしたお品も、まずは現状のまま、古美術もりたへお気軽にご相談ください。全国どこへでも、無料で出張・査定にお伺いいたします。

Chapter 01

堆朱とは — 定義と範囲

堆朱とは、朱漆を塗っては乾かし、塗っては乾かしを幾層にも繰り返して厚みをつくり、その漆の層そのものを彫りあらわす技法、およびその技でつくられた漆工芸品をさします。ひと塗りの漆はごく薄く、彫るに足る厚みを得るには数十回から、ときに百を超える塗り重ねが必要とされます。長い手間の果てにようやく彫りにかかれる——この積層こそ「堆(うずたか)い朱」の名の由来です。

彫るのは漆そのものであって、木地ではありません。ここが、木を彫ってから漆をかける鎌倉彫(かまくらぼり)との根本的なちがいです。用いる漆の色によって呼び名が変わり、朱漆なら堆朱、黒漆なら堆黒(ついこく)、朱と黒・黄・緑などを層に仕込んで彫り分ければ堆彩(ついさい)・紅花緑葉(こうかりょくよう)と呼ばれます。総称としては彫漆(ちょうしつ)という語が用いられます。

彫漆(ちょうしつ)
漆を塗り重ねた厚みを彫って文様をあらわす技法の総称。堆朱・堆黒などを含みます。
堆朱(ついしゅ)
朱漆を積層して彫るもの。中国名は剔紅(てきこう)。もっとも親しまれた彫漆です。
堆黒(ついこく)
黒漆を積層して彫るもの。中国名は剔黒。渋く深い黒の景色が身上です。
屈輪(ぐり)
朱と黒を層に交互に仕込み、渦巻き状の屈輪文を彫って断面の色を見せる意匠。
Chapter 02

堆朱の歴史 — 中国から日本へ

彫漆の技は中国に生まれました。唐代にその萌芽が見られ、宋(そう)・元(げん)の時代に洗練され、明(みん)の永楽・宣徳のころに一つの頂点を迎えます。とりわけ明代宮廷の官営工房でつくられた剔紅は、山水人物や楼閣、牡丹・椿の花卉を精緻に彫りあらわし、東洋漆芸の粋として今日も高く評価されています。

唐物としての伝来と茶の湯

これらの中国美術の彫漆は、鎌倉・室町の時代に唐物(からもの)として日本へもたらされました。堆朱はもともと中国に生まれた技であり、中国美術・中国骨董品とも縁の深い工芸です。禅とともに伝わった喫茶の文化のなかで、堆朱・堆黒の香合や盆・卓(しょく)は、茶席を荘厳する格高い道具として珍重されます。とりわけ小ぶりな香合は、掌中に景色を宿す品として茶人に愛され、後世まで大切に伝えられました。

和物の堆朱の誕生

やがて日本でも、唐物にならって堆朱がつくられるようになります。室町期には堆朱楊成(ついしゅ ようぜい)の名で知られる彫漆の家が興り、江戸幕府の御用をつとめて代々その技を伝えました。また新潟の村上では、木地に朱漆を重ねて彫る村上堆朱(むらかみついしゅ)が地場の工芸として根づき、今日まで受け継がれています。

来歴・箱・銘が価値を左右します

唐物か和物か、いつの時代の作か——堆朱の見立ては、来歴が大きな手がかりになります。共箱・箱書、旧蔵者の資料、彫りの底に残る銘などがあれば、ぜひ一緒にお見せください。お品の格を正しくお伝えするための、大切な糸口となります。

Chapter 03

堆朱の魅力 — 朱色と彫りの景色

堆朱の魅力は、まず何よりその深く沈んだ朱色にあります。一層ずつ塗り重ねられた朱漆は、時を経るほどにしっとりと落ち着き、内側から灯るような深みを帯びていきます。塗料の赤とはまるでちがう、漆ならではの色の奥行き——これが堆朱の第一の見どころです。

第二の魅力は、彫りが生む立体の景色です。山あいを歩む人物、水辺の楼閣、咲き満ちる牡丹。厚い漆の層を斜めに彫り込むことで、光と影の階調が生まれ、掌ほどの器のなかに一幅の絵のような世界が広がります。地(じ)に彫られた細かな地文(じもん)——雷文(らいもん)や錦地(にしきじ)——の緻密さも、作の格を映す見どころです。

「磨かない」が、何よりの保全です

漆の艶を戻そうと市販の艶出し剤や薬品で拭くと、長い時間が育てた漆味(うるしあじ)や古色がいちどに失われてしまいます。査定・売却をお考えの場合は、手を加えず、そのままの状態でご相談いただくのが最善です。

Chapter 04

主な種類と用途

堆朱は、茶席の道具から床の間の飾り、暮らしの器まで多岐にわたります。代表的なものをご紹介します。これらが茶道具・煎茶道具と一緒に伝わっていることも多く、まとめてのご相談を承ります。

Incense Box

香合・盆・銘々皿

掌中の香合や、木瓜(もっこう)・輪花に象った盆・銘々皿。堆朱のもっとも親しまれた姿で、茶席で珍重されます。小品ほど彫りの冴えが問われます。

Tiered Box

重箱・箱・硯箱

幾段も重ねる重箱や、蓋物・硯箱。蓋の見込みに山水人物、側面に花卉を彫りめぐらせた優品も多く、黒漆の内(うち)との対比が見どころです。

Vase

花瓶・花生

床の間を飾る花の器。総身に牡丹唐草を彫りめぐらせ、玉(ぎょく)の詩板や金の覆輪(ふくりん)を配した、鑑賞のための装飾花瓶もあります。

Guri / Tsuikoku

屈輪盆・堆黒の品

朱と黒を層に交互に仕込み、渦文を彫って断面の色を見せる屈輪(ぐり)。黒漆を彫る堆黒も、堆朱と対をなす渋い味わいの彫漆です。

Stand

卓(しょく)・香道具

香炉や花器をのせる卓、香道具の類にも堆朱は用いられました。総彫りの卓は数が少なく、揃いで遺ることが評価の見どころです。

Tea Utensils

棗・茶托・煎茶道具

棗(なつめ)や茶托、煎茶の盆など。茶道具・煎茶道具一式の中に堆朱が含まれることも多く、まとめて拝見いたします。

代表的な重箱・花瓶・香合は、次の「写真で見る堆朱の見どころ」で、彫りや朱色の勘どころとともに詳しくご覧いただけます。

Points to Appreciate

写真で見る、堆朱の見どころ

実際にお譲りいただいた堆朱を例に、彫りや朱色のどこを見るのか——鑑賞と査定の勘どころを、写真とともにご案内します。

山水人物図を蓋に彫りあらわした堆朱の三段重。側面は牡丹の花卉文、内は黒漆。
Tiered Box · 重箱堆朱 山水人物図 三段重。蓋の見込みに楼閣と人物、側面に牡丹を彫りめぐらせ、内は黒漆で仕上げる。
Case 01 — 重箱

蓋の一景と、側面の彫りめぐらしじゅうばこ/山水人物・花卉文

重箱は、蓋の見込み(中央)に山水人物の一景を、側面に牡丹などの花卉をびっしりと彫りめぐらせるのが堆朱の王道です。全体の格は、この二つの彫りの呼吸で決まります。

  • 1蓋の構図——楼閣・人物・樹木の配置に無理がなく、奥行きが出ているか。物語性のある一景は格が上がります。
  • 2側面の彫りの密度——花卉が隙なく彫りめぐらされ、段ごとに文様がよく揃っているか。手を抜いた面がないか。
  • 3朱色と内(うち)の黒漆——朱の深みと、蓋裏・内側の黒漆の艶。朱と黒の対比が美しいほど、上手(じょうて)の作です。
  • 4段の合口(あいくち)——各段がぴたりと重なり、狂いや大きな欠けがないか。揃いで遺っていることも見どころです。
総身に牡丹唐草を彫り、玉(ぎょく)の詩板と金の覆輪を配した堆朱の花瓶。
Vase · 花瓶堆朱 牡丹唐草文 花瓶。前面に玉(ぎょく)の詩板をはめ、口縁と耳に金の覆輪をめぐらせる装飾花瓶。
Case 02 — 花瓶

総彫りの華やぎと、異素材の取り合わせかびん/牡丹唐草・玉・金覆輪

鑑賞のためにつくられた装飾花瓶は、総身を彫りで埋めた華やぎと、玉(ぎょく)や金の覆輪といった異素材の取り合わせが見どころ。手の込んだ作ほど、見せ場が明快です。

  • 1総彫りの均質さ——首から胴、高台まで、牡丹唐草が息切れなく彫り込まれているか。地文の細かさも要点です。
  • 2玉(ぎょく)の詩板——はめ込まれた玉板の彫りや詩文の格。堆朱と玉の取り合わせは、格高い装飾の証です。
  • 3金の覆輪・耳の作り——口縁や耳(持ち手)にめぐらせた金覆輪の仕事、左右の耳の対称。金具の古色も見ます。
  • 4台座・附属——木製の台や共箱が揃うか。附属の有無は、来歴と評価の手がかりになります。
木瓜形の蓋に、樹下人物と楼閣の山水を彫りあらわした堆朱の香合。地は錦地。
Incense Box · 香合堆朱 山水人物図 木瓜形香合。樹下の人物と楼閣を高く彫り起こし、地に錦地(にしきじ)を彫り詰める。
Case 03 — 香合

掌中に宿す一景と、地文の緻密さこうごう/木瓜形・山水人物・錦地

香合は堆朱のもっとも親しまれた姿。小さいほど彫りの技量が問われ、蓋の一景と、その背後を埋める地文(じもん)の緻密さに、作者の力量がそのまま表れます。

  • 1蓋の彫りの立体感——樹下の人物や楼閣が高く彫り起こされ、影が生まれているか。小画面ほど奥行きが難しいものです。
  • 2地文(じもん)——人物の背後を埋める錦地・雷文などの細かさと均質さ。地の彫りに上手・下手がよく出ます。
  • 3木瓜・輪花の形——木瓜形や輪花形の輪郭が整い、稜線が生きているか。形の良さは全体の品格を左右します。
  • 4身と蓋の合い——蓋と身がぴたりと合い、内側まで丁寧に塗られているか。茶席で用いる品ゆえ、細部が問われます。
Chapter 05

堆朱の技法と近縁の彫漆

堆朱の価値は、朱の美しさだけでなく、そこに注がれた塗りと彫りの技によって大きく変わります。工程を知っておくと、お手元の品の見方も変わります。

積層(塗り重ね)
朱漆を薄く塗り、乾かしては塗るを数十回から百回以上。彫るに足る厚みをつくる、堆朱の土台です。
彫り
積んだ漆の層を、専用の彫刻刀で斜めに彫り込む。山水人物・花卉・地文を立体にあらわします。
堆黒(ついこく)
黒漆を積層して彫る彫漆。堆朱と対をなし、渋く深い黒の景色が身上です。
屈輪(ぐり)
朱と黒を交互に積み、渦文を彫って断面に縞の色を見せる意匠。中国名は屈輪(くつわ)。
存星(ぞんせい)
彫った溝に色漆や金を埋める、彫漆に近い加飾技法。堆朱と併せて伝わることがあります。

とりわけ、小画面に山水人物を高く彫り起こし、その背後を細密な地文で埋めた作は、手間と技量の結晶です。彫りの立体感、朱の深み、地文の緻密さ——そうした総合的な作行きを、一点ずつ見極めて査定いたします。

Chapter 06

和物の系譜 — 楊成・村上堆朱

日本の堆朱には、唐物にならって育まれた系譜があります。作者や産地の銘は、お品の素性を知る大きな手がかりです。

Edo · Yōzei

堆朱楊成(ついしゅ ようぜい)

室町期に興り、江戸幕府の御用彫漆師をつとめた家系。代々「楊成」を襲名し、香合・盆・棗などに精緻な堆朱・堆黒を残しました。銘の入る優品は、和物堆朱の頂点のひとつです。

Niigata · Murakami

村上堆朱(むらかみ ついしゅ)

新潟県村上に伝わる堆朱の工芸。木地に朱漆を塗り重ね、堅牢な彫りをほどこすのが特色で、盆・銘々皿・箱など暮らしに親しむ品が多くつくられ、今日まで受け継がれています。

Karamono · China

唐物(からもの)の剔紅

宋・元・明の中国でつくられた剔紅・剔黒。茶の湯のなかで唐物として珍重され、和物の手本ともなりました。時代の上がる唐物は、とりわけ高い評価につながります。

銘の有無にかかわらず、彫りの手・漆味・地文・時代から価値を見極めるのが古美術商の仕事です。「銘が読めない」「唐物か和物か分からない」というお品こそ、まずはお写真をお見せください。

Chapter 07

堆朱・鎌倉彫・成形品のちがい

朱塗りで彫りのある品は、見た目が似ていても中身は大きく異なります。この見分けは、堆朱の評価を分ける最も大切な点です。代表的な三つを整理します。

朱塗り・彫りのある品の主なちがい(一般的な傾向)
名称彫る素材・つくり見分けと評価の傾向
堆朱(本堆朱)朱漆を積層し、漆そのものを彫る断面が漆の層。彫り口に木地が出ない。彫漆の本流で、評価が高い
鎌倉彫木地を彫ってから漆を塗る彫るのは木。彫りの底に木目が出ることがある。堆朱とは別技
堆黒・屈輪黒漆、または朱黒を交互に積層して彫る堆朱と同じ彫漆。屈輪は断面に縞の色。渋い味わいで根強い評価
成形・型抜きの品樹脂や合成漆で文様を型取りしたもの彫りの冴えや層がなく、量産品。美術品としての価値は限られる

とりわけ、本堆朱か、鎌倉彫か、あるいは成形の量産品かで評価は大きく変わります。ご自身で判断が難しいのは当然のことです。「これは本物の堆朱だろうか」——そうしたお品こそ、手放す前に一度ご覧に入れてください。彫り口・漆味・重さ・銘から、丁寧に見極めてお伝えいたします。

Chapter 08

堆朱を収蔵・展示する美術館

堆朱をはじめとする彫漆の名品は、各地の美術館・博物館で目にすることができます。唐物の剔紅から和物の堆朱まで、堆朱の幅広さと時代の厚みを知る手がかりになります。

国立の博物館で

東京国立博物館(公式サイト)・京都国立博物館(公式サイト)といった館では、中国の剔紅・剔黒から和物の彫漆まで、堆朱の名品が収蔵・展示されることがあります。

漆芸・東洋美術の館で

東洋の古美術を集めた根津美術館(東京/公式サイト)や、東洋陶磁・漆芸に名高い大阪市立東洋陶磁美術館、産地の歩みを伝える村上(新潟)の資料館などでも、彫漆・堆朱をまとまって見ることができます。

ご来館前に、最新の展示情報のご確認を

美術館・博物館の展示は、企画や時期によって入れ替わります。上記はあくまで「堆朱や近縁の漆芸が扱われることのある館」の一例であり、常時展示を保証するものではありません。お目当てがある場合は、各館の公式情報で最新の展示内容をご確認ください。

こうして館に収まる優品がある一方で、旧家の蔵や茶道具の中に眠る堆朱も数多く残されています。お手元の品の位置づけを知りたいときも、どうぞお気軽にご相談ください。

Chapter 09

堆朱の取り扱いと保存

堆朱は漆の工芸品です。漆は乾燥と急な湿度・温度の変化、直射日光を苦手とします。お手元での取り扱いには、少しの心づかいが大切です。とくに売却・査定をお考えの場合は、手を加えないことが何よりの保全になります。

磨かない・塗らない
艶出し剤・ワックス・油の塗布は禁物です。漆味や古色が損なわれ、価値を大きく下げてしまいます。
清掃
乾いた柔らかい布で軽くほこりを払う程度に。水洗い・薬品は避け、彫りの溝は無理にこすりません。
乾燥と直射日光
エアコンの風が直接あたる場所や直射日光を避けます。極端な乾燥は干割れ(ひび)のもとです。
保存環境
共箱や桐箱に収め、急な温湿度変化のない場所へ。取れた部品・附属も捨てずに保管を。

「汚れているから少しきれいにしてから……」というお気持ちはよくわかりますが、堆朱においては、当初のままの状態がもっとも尊ばれます。漆の欠けやひびがあっても、時代や彫りの良いものは価値が残ることがございます。まずは現状のまま、お写真をお見せいただくところからお始めください。

Value

堆朱の価値を左右するポイント

堆朱の評価は、見た目の大きさだけでは決まりません。
古美術商は、次のような点を一つひとつ確かめながら査定いたします。

01
本物 — 本堆朱か、鎌倉彫か、成形の量産品かの見極め
02
唐物か和物か — 中国の剔紅か、日本の堆朱か
03
時代 — 明・清の唐物か、江戸・近代の和物か
04
作者・銘 — 楊成・村上堆朱など、作者や産地の手
05
彫りの技 — 立体感・地文の緻密さ・構図の格
06
朱色・漆味 — 経年で深まった朱と古色の良さ
07
状態 — 干割れ・欠け・補修の有無、合口の狂い
08
共箱・箱書 — 来歴を示す付属の有無
09
一式の揃い — 重箱の段・卓・茶道具としての組み
Our Answer
その堆朱の真価、古美術商でなければ見抜けません。
Why Morita

堆朱の買取を、古美術もりた

漆芸・茶道具・唐物を見つめてきた審美眼で、お品の彫りと漆味、来歴を丁重に見極めます。

1
Connoisseurship

漆芸・唐物を見る、確かな目

本堆朱か鎌倉彫か、唐物か和物かの見極めから、彫りの手・漆味・地文の緻密さ、茶道具としての組みまで。量や見た目でひとくくりにせず、作行きと時代を一点ずつ見極めて査定いたします。

2
Nationwide · Free

全国へ無料出張、秘密厳守

東京・成城を拠点に、全国どこへでもお伺いします。出張費・査定料・ご相談料はすべて無料。お譲りいただかなかった場合も費用はいただきません。秘密は固くお守りします。

3
Track Record

実績に基づく、適正な評価

美術館への収蔵協力、海外オークションハウス(サザビーズ・クリスティーズ等)との取引を重ねてまいりました。確かな相場観で、お品にふさわしい評価をご提示します。

Flow

堆朱 買取の流れ

お問い合わせから査定・現金お支払いまで。お写真がなくてもご相談は承ります。

STEP 01

お問い合わせ

お電話・メール・フォームでご連絡ください。お品の概要やご状況を簡単にお聞きします。

STEP 02

事前査定(任意)

お写真をお送りいただければ、おおよその金額をお伝えします。ご判断の参考にどうぞ。

STEP 03

出張・拝見

ご都合に合わせて全国へお伺いし、現物を丁重に拝見・査定いたします。ご来店相談も可。

STEP 04

ご成約・お支払い

ご納得のうえご成約。原則その場で現金にてお支払いします(お振込みも可能です)。

Works

取り扱った堆朱の一例

これまでにお譲りいただいた堆朱の一例です。よく似たお品をお持ちでしたら、ぜひご相談ください。

山水人物図の堆朱三段重
Tiered Box堆朱 山水人物図 三段重
玉の詩板をはめた堆朱の花瓶
Vase堆朱 牡丹唐草文 花瓶
木瓜形の堆朱香合
Incense Box堆朱 山水人物図 香合
Customer Voices

お客様の声

堆朱を手放すという場面で、各地の皆さまよりお寄せいただいたお声をご紹介します。

Shizuoka

お茶道具の中の堆朱を、飾り箱や硯箱まで丁寧に。

家族が長年楽しんでいたお茶道具の中に堆朱の茶道具もあり、見てもらいました。堆朱の飾り箱、硯箱、花瓶など丁寧に査定していただき、近くに専門店がなかったので助かりました。査定額にも大変満足しております。

静岡県のお客様堆朱の茶道具・飾り箱・硯箱・花瓶
Saitama

片付けで出た茶托や重箱を、掛軸と一緒に見てもらえた。

祖父の家の片付けで、古道具の中に茶托や重箱、飾り皿のお道具が出てきました。ほかにも掛軸や置物もありましたので、一緒に見てもらいました。説明していただき、リサイクルに出さなくてよかったです。

埼玉県のお客様堆朱の茶托・重箱・飾り皿ほか
Niigata

叔父の在庫の堆朱を、LINEとメールで相談してから。

昔、叔父が営んでいた時の在庫品の堆朱の工芸品が出てきました。ほかにもたくさんありましたので、LINEとメールで相談しました。遠方でしたが見ていただいてよかったです。本当に助かりました。

新潟県のお客様堆朱の工芸品(在庫品)
Service Area

堆朱の買取/全国の対応エリア

東京・成城を拠点に、全国47都道府県へ出張買取いたします。お住まいの地域のページもご覧ください。
出張費・査定料・ご相談料は、いずれも無料です。

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首都圏

神奈川・埼玉・千葉

3県
神奈川県埼玉県千葉県
北関東

北関東

3県
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甲信越

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4県
静岡県山梨県長野県新潟県
東北

東北地方

6県
青森県岩手県秋田県山形県宮城県福島県
北陸

北陸地方

3県
富山県石川県福井県
東海

東海地方

3県
愛知県岐阜県三重県
関西

近畿(関西)

6府県
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中国

中国地方

5県
鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国

四国地方

4県
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九州

九州・沖縄

8県
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北海道

全域
北海道
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※「即日対応」は東京都のおおよその目安です。近県・遠方も日程を調整し、実際に多数お伺いしております。上記いずれの地域も、出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
Local Pages

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堆朱の買取、
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お写真の送付について
本フォームに写真の添付機能はございません。お写真をお持ちの方は、送信後にメールまたはLINEでお送りいただけます(送付方法は受付確認メールでご案内します)。お写真がなくてもご相談は承ります。全体・銘(底や蓋裏)・彫りや漆の様子が写ったものがあると、より正確にお伝えできます。

送信後、担当者より折り返しご連絡いたします。査定・出張・ご相談はすべて無料、秘密厳守です。

FAQ

堆朱の買取 よくあるご質問

Q.堆朱か鎌倉彫か、本物の堆朱かもわかりません。見てもらえますか?
A.拝見いたします。本堆朱(漆を彫る)と鎌倉彫(木を彫って漆をかける)、成形の量産品は見分けが難しく、彫り口・漆味・重さ・銘から判断いたします。「堆朱かどうか分からない」という段階でのご相談こそ歓迎です。まずは現状のままお写真をお見せください。
Q.漆に欠けやひび割れがあります。直してから査定に出すべきですか?
A.直さずに、そのままお持ちください。堆朱は経年で干割れ(ひび)や小さな欠けが生じやすいものです。時代や彫りの良いものは、多少の傷みがあっても価値が残ります。自己修理や薬品での手入れは、かえって価値を損ねることがございます。
Q.中国の堆朱(唐物)か日本の堆朱か分かりません。査定してもらえますか?
A.はい。唐物(中国の剔紅)か和物か、堆朱楊成・村上堆朱などの手か、時代はいつごろかは見分けが難しく、彫りの手・漆味・地文・銘から判断いたします。共箱や箱書があれば来歴の手がかりになりますので、一緒にお見せください。
Q.茶道具や煎茶道具の中に堆朱の品が混じっています。まとめて見てもらえますか?
A.まとめて承ります。堆朱の香合・棗・茶托・盆のほか、茶道具・煎茶道具一式、他の漆器や陶磁が混在していても同時に拝見いたします。点数の多いご整理も丁重にお伺いします。
Q.銘の無い堆朱でも査定してもらえますか?
A.はい。無銘でも、彫りの手・漆味・地文・時代から価値を見極めて査定いたします。村上堆朱など産地物、香合・盆・重箱の一式も歓迎です。共箱や箱書があれば来歴の手がかりになりますので、一緒にお見せください。
Q.出張費・査定料は本当に無料ですか?全国対応ですか?
A.出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。お譲りいただかなかった場合も費用は一切いただきません。東京・成城を拠点に、全国どこへでも秘密厳守でお伺いいたします。
Q.堆朱はどんな美術館で見られますか?
A.唐物の剔紅から和物の彫漆まで、東京国立博物館・京都国立博物館などの国立館や、根津美術館(東京)といった東洋古美術の館、村上(新潟)の資料館などで展示されることがあります。展示は時期や企画によって入れ替わりますので、ご来館前に各館の最新情報をご確認ください。旧家に伝わる優品も数多く残されています。
Q.東京以外の地方でも堆朱を出張買取してもらえますか?
A.はい。東京・成城を拠点に、神奈川・大阪・京都・名古屋をはじめ全国47都道府県へ無料で出張いたします。遠方でも出張費はいただきません。まずはお写真とご所在地をお知らせください。対応エリアもご覧ください。
Q.査定だけお願いして、売らなくても大丈夫ですか?
A.もちろんです。査定・ご相談は無料で、その場で売却をお決めいただく必要はありません。査定額にご納得いただけない場合や、ご家族と相談してから決めたい場合も、費用は一切いただきません。無理にお勧めすることもございませんので、ご安心ください。
Q.買取価格はその場で現金で支払ってもらえますか?
A.ご成約いただいた場合は、原則その場で現金にてお支払いします。高額になる場合やご希望に応じて、お振込みでの対応も可能です。金額の根拠もご説明いたしますので、ご不明な点はその場でお尋ねください。
About / Operator

運営者・鑑定者情報

堆朱のような彫漆の査定は、彫りと漆味への確かな知識と来歴への敬意が要です。
古美術もりたの概要と、買取に関わる許可・登録をご案内いたします。

屋号
古美術もりた(Antique & Fine Art Morita)
所在地
〒157-0066 東京都世田谷区成城3-4-3
小田急線「成城学園前駅」より徒歩8分(ご来店は完全予約制)
電話/受付
03-3415-1670 年中無休 9:00–18:00
創業
神奈川県鎌倉市にて創業。現在は東京・世田谷区成城に拠点を構える古美術商です。
取扱分野
堆朱・彫漆・蒔絵漆器・茶道具・煎茶道具をはじめ、仏教美術・書画・中国美術など古美術全般。
鑑定・実績
古美術商として長年、漆芸や茶道具・唐物と向き合ってまいりました。美術館への収蔵協力海外オークションハウス(サザビーズ・クリスティーズ等)との取引を重ねております。
古物商許可
東京都公安委員会 第303282320966号
特別国際種事業者
登録番号 第00596号

※査定・出張・ご相談はすべて無料、秘密厳守でお伺いいたします。許可・登録の詳細はご利用案内をご覧ください。