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Column · Ratanakosin Buddha
全国 出張買取

ラタナコーシン朝仏像とは。タイ王朝の煌めきを宿す、
祈りの像とその歴史。

1782年、バンコクに都を置いて興った王朝——ラタナコーシン朝(チャクリー王朝)の仏像。金泥に華やぐ装飾仏の格と、東南アジア古美術としての価値を、古美術商の視点で詳しくご案内いたします。売却をお考えの方へも。

査定・相談 無料
全国 出張対応
秘密厳守・丁重対応
What is Rattanakosin Buddha

そもそも、ラタナコーシン朝仏像とは何でしょうか。

Definition

ラタナコーシン朝仏像(らたなこーしんちょう ぶつぞう)とは、に成立し、現代タイ王国につながるラタナコーシン朝(チャクリー王朝)のもとで作られた仏像の総称です。バンコクを都とするこの王朝は、先行するアユタヤ王朝の様式を受け継ぎつつ、宝冠や条帛(じょうはく)などの豪奢な装飾を加え、金泥・漆金・螺鈿を惜しみなく用いた華やかな作行きを特色とします。「ラッタナコーシン朝仏像」「バンコク朝仏像」とも呼ばれ、英語では Rattanakosin Buddha と表記されます。

ラタナコーシン朝仏像の早わかり
読み方
らたなこーしんちょう ぶつぞう(「ラッタナコーシン」とも)
別名
チャクリー王朝仏像/バンコク朝仏像/Rattanakosin Buddha
時代
(王朝成立)〜現代。とくにの作例が多く伝わる
成立
ラーマ1世がバンコクに遷都し、チャクリー王朝を開いたことに始まる
主産地
バンコク(旧クルンテープ)を中心とするタイ中部
姿の特色
高く尖った宝冠、炎髪(ラスミー)、豪奢な装飾を伴う「装身仏(トロン・クルアン)」
素材・技法
銅・青銅の鋳造に、漆金・金泥・彩色・螺鈿・截金の装飾
代表的な印相
触地印(降魔成道)/禅定印/双施無畏印(諭止印)
代表作
ワット・プラケーオ(エメラルド寺院)のエメラルド仏像

本ページは、ラタナコーシン朝仏像について深く知りたい方に向けた解説コラムであると同時に、ラタナコーシン朝仏像の売却・買取をお考えの方へのご案内です。
「タイの仏像が家にあるが、いつのものかわからない」「先代が海外で求めたお品」「金泥が剥げてしまっている」——そうしたお品も、まずは現状のまま、古美術もりたへお気軽にご相談ください。全国どこへでも、無料で出張・査定にお伺いいたします。

Chapter 01

ラタナコーシン朝仏像とは — 定義と別名

ラタナコーシン朝仏像は、タイ現王朝であるラタナコーシン朝(チャクリー王朝)のもとで、王朝成立の以降に作られた仏像を指します。王朝の名は都となった「ラタナコーシン島(クルンテープの旧都域)」に由来し、日本では「ラッタナコーシン」「バンコク王朝」とも呼ばれます。仏教徒が国民の九割を占める上座部仏教の国において、仏像は日々の礼拝の対象であると同時に、宮廷・寺院を装う工芸美術の粋として発達しました。

アユタヤ王朝末期の戦乱で多くの寺院と仏像が失われたのち、王朝再興の象徴として仏像造像は改めて隆盛します。ラタナコーシン朝仏像は、前代の造形を受け継ぎつつ、宮廷様式の華やかさを最大限に表現する意匠として整えられていきました。金泥・漆金の光沢、螺鈿(らでん)の煌めき、そして高く尖った宝冠(モンクット)炎髪——これらの装飾こそが、ラタナコーシン朝仏像の第一印象を形づくります。

ラタナコーシン朝仏像
最も一般的な呼称。「ラッタナコーシン」と表記することもあります。
チャクリー王朝仏像
王朝の正式名から。現タイ王家の名を冠した呼び方です。
バンコク朝仏像
都バンコクに因む呼称。書物・学術で用いられます。
Rattanakosin Buddha
英語圏での一般的な呼び名。美術館の目録にもこの表記が用いられます。
Chapter 02

ラタナコーシン朝の歴史と由来

ラタナコーシン朝は、、初代ラーマ1世(プッタヨートファー・チュラーローク)がチャオプラヤー川の東岸、現在のバンコクに都を移して開いた王朝です。前代のアユタヤ王朝は、のビルマ軍侵攻によって壊滅的な打撃を受け、都は焼き払われ、数多の仏像が破壊・略奪されました。ラタナコーシン朝は、その荒廃からの復興と、タイ仏教国家の再建を担って興ったのです。

初代ラーマ1世は、都を定めるにあたってワット・プラケーオ(王宮寺院、通称エメラルド寺院)を築き、そこに国宝エメラルド仏(プラケーオ・モーラコット)を安置しました。以来、代々の国王が寺院造営・仏像鋳造の後援者となり、王権と仏法をひとつに結ぶ装飾仏の様式が確立されていきました。ラタナコーシン朝の仏像は、単なる祈りの対象ではなく、王朝の正統性と繁栄を象徴する荘厳な工芸であったのです。

来歴・入手経緯が価値を大きく左右します

ラタナコーシン朝の仏像は、19世紀後半以降、外交・貿易・観光を通じて欧米や日本へも将来されました。ご先代が求められた時期・場所、コレクションの由来などが分かれば、ぜひお聞かせください。共箱・写真・購入時の資料などが残っていれば、お品の格を正しくお伝えするための大切な手がかりとなります。

Chapter 03

王朝の由来と、現代タイ王国とのつながり

ラタナコーシン朝は、現在も続くタイの王朝です。すなわち、私たちが今日目にするタイ仏像のうち、王朝期に作られた古典様式のお品は、そのまま「今のタイ王朝が生み育てた造形」でもあります。国王の号(ラーマ1世〜現在のラーマ10世)は、20世紀に整理された歴史用語ですが、代々の国王が仏像・寺院を篤く後援してきた事実は変わりません。

ラーマ3世(在位)の時代には、寺院造営・仏像鋳造がとりわけ活発でした。ラーマ4世(モンクット王/在位)は自らが僧籍にあった経歴を持ち、仏教改革を進めるとともに、装身仏(トロン・クルアン)の様式を制度的に整えました。ラーマ5世(チュラロンコーン王/在位)に至って、タイは近代国家への歩みを本格化させ、仏像造像も西洋の写実主義の影響を受けはじめます。の中盤から後半にかけて作られた作例が、いま「ラタナコーシン朝仏像」として最も多く伝わっているのは、こうした背景によります。

Chapter 04

姿と特徴 — 装飾仏(トロン・クルアン)の格式

ラタナコーシン朝仏像の第一の見どころは、その豪奢な装飾にあります。頭部に頂く高く尖った宝冠(モンクット)、耳から胸へと垂れる装飾具(クンダラ、耳璫)、肩から斜めに掛かる条帛(じょうはく)、腕に嵌める臂釧(ひせん)、指の一本一本まで丁寧に成形された装飾。これらをまとって作られた仏像は、タイ語で Phra Phuttharupa Song Khruang(装身仏=装飾を身につけた仏)と呼ばれます。

「装身仏」に託された王朝の物語

釈迦は本来、王侯の装いを離れて出家した存在です。それにもかかわらず装飾を身にまとうこの姿は、伝説にちなむと言われます。すなわち、慢心する王「ジャンブーパティ」を導くために、釈迦が神通力で自らを飾って現れ、王をたじろがせて出家に至らしめたという物語です。ラタナコーシン朝ではこの姿こそが、俗世の栄華の上位に立つ、悟りの荘厳を表す意匠として好まれ、宮廷・王家の後援のもとに広く作られました。

姿勢・寸法・量感

造形の姿勢としては、結跏趺坐(けっかふざ)で坐す像が多く、右手を膝の上で下ろす「触地印」の坐像が代表的です。立像や遊行像(歩みの姿)も作られ、また台座は三段の高い蓮華座を伴うことが少なくありません。大きさは掌に載る小像から、寺院本尊の大像までさまざまですが、量感の豊かさと、装飾の細部まで貫かれた丁寧な仕事が、優品を見分ける手がかりとなります。

Chapter 05

面相と光背の見どころ — 高い宝冠と炎髪

ラタナコーシン朝仏像の顔立ちは、細く切れ長の目、通ったまっすぐな鼻梁、ほのかに口角の上がった慈悲の口もと——穏やかで理知的な面差しを特徴とします。頭部を飾る宝冠の上には、多くの場合、炎髪(ラスミー/プラモリー)と呼ばれる炎の形をした頂飾がそびえます。この炎髪は、仏の智慧の光を象徴し、スコータイ様式に始まる伝統でもあります。

ラタナコーシン朝の立像仏 — 双施無畏印を結ぶ装身仏。三段の高い蓮華座に立つ
立像双施無畏印を結ぶ立像。細く伸びる胴に長い条帛、高い蓮華座と炎髪が凛と立ちのぼる姿。
ラタナコーシン朝の坐像仏 — 触地印(降魔成道)を結ぶ金泥装飾像。三段の高い蓮華座を伴う代表的な姿
坐像触地印を結ぶ坐像。金泥に朱漆の下地。三段の蓮華座は王朝の権威と、悟りの荘厳を同時に示します。

金泥や漆金の古色(経年の枯れ)、剥落や擦れの程度、装身の細部(宝冠や臂釧)の残り具合は、時代と作者の手を見極めるうえでの大切な手がかりです。仮に傷みがあっても、当初の作行きが残っていれば価値は損なわれないことが多く、素人判断での金泥の塗り直しや、市販の金属みがき粉での清掃は、かえって価値を著しく下げてしまうことがあります。手を入れる前に、まずはそのままの状態でご相談ください。

Chapter 06

素材と技法 — 銅像・漆金・螺鈿

ラタナコーシン朝仏像の胎(たい/本体)には、銅・青銅の鋳造像が多く用いられ、木彫像や乾漆像も作られました。銅像は蝋型(ロストワックス)による鋳造で成形されたのち、鑢(やすり)と鏨(たがね)で細部を整え、火中で錆止めをしたうえに漆下地を掛け、金箔を押し、部分に朱漆や色漆で装いを加えます。装身仏では、宝冠や条帛・臂釧の細密な装飾を鋳出し、あるいは別造して銅象嵌・銀象嵌・螺鈿で仕上げます。

銅・青銅の鋳造
蝋型鋳造による本体成形。ずっしりとした量感と、鏨で仕上げた輪郭の確かさが優品の証。
漆金(うるしきん)
漆下地に金箔を押す技法。荘厳な光沢と、経年で味わい深く枯れる古色が魅力です。
金泥(きんでい)
膠に金粉を混ぜて塗る仕上げ。細やかな文様や補修に用いられ、独特の柔らかい光をもちます。
螺鈿(らでん)
貝殻の内側の虹色に光る層を薄く切って、漆地に貼り込む装飾。台座や光背に多く用いられます。
彩色・截金
朱漆・岩絵具などによる彩色、金箔を糸状に切って貼る截金(きりかね)で細密な意匠を描き起こします。

文様には、蓮華・唐草・卍繋ぎ・雲文・炎文といった仏教文様と、タイ古典の意匠ラーイ・タイ——渦巻き・葉文が組み合わされます。装飾の細やかさと趣味の良さは、作られた時代や工房の格を映す鏡でもあります。見えない裏側や台座の内部にまで、丁重な仕事が施されているかどうか——これは、査定の際に古美術商が必ず確かめるところです。

Chapter 07

印相の意味 — 触地印・禅定印・施無畏印

仏像の手のかたち——印相(いんぞう/ムドラー)は、その像がどの瞬間の釈迦を表しているかを示す、いわば物語のしるしです。ラタナコーシン朝仏像で好まれた代表的な印相を、以下にご紹介いたします。タイでは印相ごとに「パーン」(姿)と呼ばれ、それぞれ吉日や曜日と結びついていることも、他国の仏像にはない特色です。

触地印(そくじいん)
結跏趺坐して右手を膝の上で下ろし、指先で大地に触れる姿。悟りの直前、魔(マーラ)を退けた「降魔成道(ごうまじょうどう)」の瞬間を表します。タイではパーン・マーンウィチャイと呼ばれ、坐像で最も多い姿。
禅定印(ぜんじょういん)
両手を膝の上に重ね、掌を上に向ける瞑想の姿。悟りへ至る禅定のひとときを表します。タイではパーン・スマーティ
施無畏印(せむいいん)
片手または両手を胸の高さに上げ、掌を外に向ける姿。恐れを離れ、衆生の平安を約束する印です。両手を上げる双施無畏印は「争いを止める仏(諭止印)」として立像に用いられます。
遊行像(ゆぎょうぞう)
片足を軽く踏み出し、歩みの姿で表された仏像。「歩む仏(パーン・リーラー)」と呼ばれ、スコータイ様式に始まる優雅な意匠がラタナコーシン朝にも受け継がれました。

掲載しているお写真(本ページ内、金泥の坐像)は、右手の指先を大地に向ける典型的な触地印の姿です。日本仏教では「降魔仏(ごうまぶつ)」と称される瞬間で、悟りに至る釈迦の物語のうち、もっとも劇的な場面を映しています。ラタナコーシン朝の造像で、この触地印の坐像は「王朝の栄光を映す姿」として最も多く求められました。

Chapter 08

スコータイ・アユタヤ・ラタナコーシン — 三王朝の見分け方

タイの仏像は、大きくスコータイ(13〜15世紀)→ アユタヤ(14〜18世紀)→ ラタナコーシン(18世紀末〜現代)と続く三つの王朝様式に分けられます。造像の系譜としては連続しており、ラタナコーシン朝はアユタヤ様式の直接の後継と位置づけられます。しかし、装飾の程度と面相の傾向から、経験を積んだ目で見れば、そのちがいは比較的はっきりと見えてきます。

タイ三王朝の仏像様式・主なちがい(一般的な傾向)
スコータイ様式アユタヤ様式ラタナコーシン様式
時代13〜15世紀14〜18世紀1782年〜現代
装飾装飾を抑えた素肌の姿宝冠を伴う装飾も現れる豪奢な装飾を極める
面相丸みと安らぎ・卵形の面差しやや厳しく端正細く理知的・穏やかな微笑
頂飾炎髪(ラスミー)が象徴的に現れる受け継がれ、多様な意匠に高い宝冠と炎髪の組合せ
代表姿「歩む仏(遊行像)」装身仏の坐像・立像触地印の装身坐像
中心地スコータイ(旧都)アユタヤ(旧都)バンコク

もっとも、王朝の境目にあたる時期の作品は、両様式の要素を併せ持つことが少なくありません。「これはスコータイの再興作か、ラタナコーシン朝の懐古作か」——そうした判別は、造形の細部、鋳造の質感、金の枯れ方、台座の意匠まで総合して初めて確かなことが言えます。ご自身では判断のつかないお品も、まずはお写真でご相談ください。

Chapter 09

ラタナコーシン朝仏像を収蔵・展示する美術館

ラタナコーシン朝を含むタイ仏像は、本国タイおよび欧米・日本の主要な美術館で見ることができます。日本国内では、東南アジア美術としてのタイ仏教美術のコレクションが、いくつかの館で公開されています。

日本国内で

東京国立博物館公式サイト)の東洋館では、アジア諸地域のコレクションのなかにタイ仏像が展示されることがあります。九州国立博物館公式サイト)はアジア文化交流をテーマとする博物館で、東南アジア美術を継続的に紹介しています。MOA美術館(静岡県熱海市/公式サイト)・大和文華館(奈良県/公式サイト)・松岡美術館(東京都港区/公式サイト)などでも、東洋美術の一部としてタイ仏像が展示される機会があります。

タイ本国で

バンコク国立博物館は、スコータイ・アユタヤ・ラタナコーシンの三王朝の仏教美術をまとめて見ることのできる、世界屈指のコレクションを誇ります。またラタナコーシン朝の礎となったワット・プラケーオ(エメラルド寺院)と隣接する王宮は、王朝の宝物殿であると同時に、装飾仏の意匠を今に伝える現地の中心地です。

ご来館前に、最新の展示情報のご確認を

美術館・博物館の展示は、企画や時期によって入れ替わります。上記はあくまで「ラタナコーシン朝仏像や近縁のタイ仏教美術が扱われることのある館」の一例であり、常時展示を保証するものではありません。お目当てがある場合は、各館の公式情報で最新の展示内容をご確認ください。

こうして館に収まる優品がある一方で、世に知られないまま個人蔵に眠るラタナコーシン朝仏像もまだ数多く残されています。「これは美術館にあるようなものなのか、家に伝わっただけのものなのか」——その見極めこそ、古美術商の仕事です。お手元のお品の位置づけを知りたいときも、どうぞお気軽にご相談ください。

Chapter 10

ラタナコーシン朝仏像の取り扱いと保存

ラタナコーシン朝仏像は、多くが銅・青銅の胎に漆金・金泥・彩色・螺鈿を施した、装飾層の薄い繊細なお品です。ずっしりと重く、頑丈そうに見えても、金の層はごくうすく、擦れ・水濡れ・化学薬品にたいへん弱いのです。価値を損なわずに伝えていくために、お手元での取り扱いには少しの心づかいが大切です。

持ち方
宝冠や炎髪、光背の突起は折れやすい部位です。両手で胴の中央(衣の下)をしっかり支え、突起には触れないようにします。
清掃
金属みがき粉・研磨剤・薬品・水拭き・テープの使用は絶対に避けてください。金の層が一瞬で失われます。乾いた柔らかい筆や刷毛で、ほこりを軽く払う程度にとどめます。
補修・補彩
剥落や擦れを素人判断で塗り直すと、かえって価値を大きく損ねます。金色の塗料や金泥の再塗布はなさらないでください。
保存環境
直射日光・高温多湿・エアコン直下の乾燥を避け、桐箱や元の箱に納めて保管します。海外由来のお品は、日本の気候に馴染ませるため、急な温度・湿度の変化にお気をつけください。

「汚れているから少しきれいにしてから……」というお気持ちはよくわかりますが、古美術においては、当初のままの状態がもっとも尊ばれます。傷みや欠けがあっても、時代の良いものは修理を前提に価値が残ることがございます。まずは現状のまま、お写真をお見せいただくところからお始めください。

Value

ラタナコーシン朝仏像の価値を左右するポイント

仏像の評価は、大きさや金の輝きだけでは決まりません。
古美術商は、次のような点を一つひとつ確かめながら査定いたします。

01
時代 — 19世紀の優品か、近代・現代の作か
02
来歴 — 王家・寺院・旧家など、入手経緯の有無
03
様式 — スコータイ・アユタヤ・ラタナコーシンの判別
04
技法 — 銅像鋳造・漆金・螺鈿・截金の精緻さ
05
面相 — 顔立ちの品と、印相(ムドラー)の意味
06
装身 — 宝冠・条帛・臂釧など装飾の残り具合
07
寸法と量感 — ずっしりとした鋳造の重量感
08
保存状態 — 金の枯れ・剥落・欠損・補彩の有無
09
台座と光背 — 三段蓮華座・光背の完備
Our Answer
そのラタナコーシン朝仏像の真価、古美術商でなければ見抜けません。
Why Morita

ラタナコーシン朝仏像の買取を、古美術もりた

仏教美術・東南アジア古美術を見つめてきた審美眼で、お品の格と来歴を丁重に見極めます。

1
Connoisseurship

タイ仏像を見る、確かな目

ラタナコーシン朝仏像をはじめ、スコータイ・アユタヤの各様式、ビルマ・ラオス・カンボジアの周辺国の仏像まで。造形と技法、様式の系譜を踏まえて一点ずつ丁重に見極めて査定いたします。

2
Nationwide · Free

全国へ無料出張、秘密厳守

東京・成城を拠点に、全国どこへでもお伺いします。出張費・査定料・ご相談料はすべて無料。お譲りいただかなかった場合も費用はいただきません。秘密は固くお守りします。

3
Track Record

実績に基づく、適正な評価

美術館への収蔵協力、海外オークションハウス(サザビーズ・クリスティーズ等)との取引を重ねてまいりました。特別国際種事業者としての登録もあり、規制対象素材を含むお品も適切に扱えます。

Track Record

ラタナコーシン朝仏像の買取・査定事例

近年のご相談・お取引の一例です。個人が特定されない範囲でご紹介しています。評価額は時代・来歴・技法・状態により大きく異なります。

01
触地印の装身坐像(19世紀後半・銅像に漆金)|関東地方・遺品整理に伴い
02
双施無畏印の立像(面相良好・台座欠)|近畿地方・お蔵の整理で
03
禅定印の小坐像(掌大)|東海地方・生前整理で
04
大ぶりの装身坐像(三段蓮華座・光背あり)|東京都・お住まい替えに伴い
05
金泥の剥落ある坐像|甲信越・海外土産の整理に伴い
06
遊行像とあわせて坐像・立像(一括)|九州地方・コレクション整理で
Customer Voice

お客様の声

ラタナコーシン朝仏像をお譲りいただいたお客様より。

01
遺品整理・関東地方

時代と様式を丁寧に教えてもらえた

「父が旅先で求めたと聞いていたタイの仏像でした。ラタナコーシン朝という言葉すら知りませんでしたが、様式や印相まで説明していただき、納得して手放すことができました。」

02
お蔵の整理・近畿地方

ほかのアジア古美術とまとめて任せられた

「タイ仏像のほか、螺鈿の家具や絹絵もありました。東南アジア美術を得意とされているとうかがい、まとめて拝見していただけて安心でした。」

03
生前整理・東京都

急かされず、じっくり考えて決められた

「その場で決めるよう急かされることなく、金泥の傷みも隠さず正直にお話しいただけました。安心してお任せできました。」

Why a specialist

手放す前に、専門の目を通す意味

ラタナコーシン朝仏像のような装飾仏は、売り方しだいで評価が大きく変わります。金泥の剥落や欠損が進む前の、お早めのご相談をおすすめします。

01
フリマ・ネットオークション

手軽でも、真価が伝わりにくい

写真だけでは様式・時代・技法までは伝わらず、本来の評価に届かないことがあります。梱包・発送中の突起の破損や、価値を知らない相手への安価な譲渡も起こりがちです。

02
リサイクル・不用品店

早いが、専門評価は難しい

幅広い品を扱う分、タイ仏像のような専門分野の様式・産地の見極めは難しく、一般の金属工芸品としてまとめて安価になりやすい傾向があります。

03
専門の古美術商(もりた)

格と来歴を見極め、適正に

仏教美術・アジア古美術を見てきた目で、一点ずつ時代・様式・技法を確かめて評価。全国無料出張・その場現金・秘密厳守で、大切に手放していただけます。

Flow

ラタナコーシン朝仏像 買取の流れ

お問い合わせから査定・現金お支払いまで。お写真がなくてもご相談は承ります。

STEP 01

お問い合わせ

お電話・メール・フォームでご連絡ください。お品の概要やご状況を簡単にお聞きします。

STEP 02

事前査定(任意)

お写真をお送りいただければ、おおよその金額をお伝えします。ご判断の参考にどうぞ。

STEP 03

出張・拝見

ご都合に合わせて全国へお伺いし、現物を丁重に拝見・査定いたします。ご来店相談も可。

STEP 04

ご成約・お支払い

ご納得のうえご成約。原則その場で現金にてお支払いします(お振込みも可能です)。

Service Area

ラタナコーシン朝仏像の買取/全国の対応エリア

東京・成城を拠点に、全国47都道府県へ出張買取いたします。お住まいの地域からお気軽にお問い合わせください。
出張費・査定料・ご相談料は、いずれも無料です。

東京

東京都

即日対応
都内
東京都
首都圏

神奈川・埼玉・千葉

3県
神奈川県埼玉県千葉県
北関東

北関東

3県
茨城県栃木県群馬県
甲信越

甲信越・静岡

4県
静岡県山梨県長野県新潟県
東北

東北地方

6県
青森県岩手県秋田県山形県宮城県福島県
北陸

北陸地方

3県
富山県石川県福井県
東海

東海地方

3県
愛知県岐阜県三重県
関西

近畿(関西)

6府県
大阪府京都府兵庫県奈良県滋賀県和歌山県
中国

中国地方

5県
鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国

四国地方

4県
徳島県香川県愛媛県高知県
九州

九州・沖縄

8県
福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県
北海道

北海道

全域
北海道
東京・成城を拠点に、全国47都道府県へ出張買取いたします。
※「即日対応」は東京都のおおよその目安です。近県・遠方も日程を調整し、実際に多数お伺いしております。上記いずれの地域も、出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
Free Consultation

ラタナコーシン朝仏像の買取、
まずはお気軽にご相談ください。

出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。秘密厳守、全国へ出張いたします。
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お急ぎの方は、お電話(03-3415-1670/年中無休 9:00-18:00)でも承ります。

お写真の送付について
本フォームに写真の添付機能はございません。お写真をお持ちの方は、送信後にメールまたはLINEでお送りいただけます(送付方法は受付確認メールでご案内します)。お写真がなくてもご相談は承ります。正面・両側面・背面・台座裏が写ったものがあると、より正確にお伝えできます。

送信後、担当者より折り返しご連絡いたします。査定・出張・ご相談はすべて無料、秘密厳守です。

FAQ

ラタナコーシン朝仏像の買取 よくあるご質問

Q.ラタナコーシン朝仏像かどうか自分では判別できません。写真だけで見てもらえますか?
A.はい、拝見いたします。ラタナコーシン朝様式は、スコータイ様式やアユタヤ様式、あるいはビルマ(ミャンマー)・ラオス・カンボジアなど周辺国の仏像と混同されやすいお品です。お写真(正面・両側面・背面・台座裏)を拝見すれば、様式の判別も含めてお伝えいたします。無理に磨いたり、台座を外したりなさらず、そのままの姿でお写真をお送りください。
Q.金箔(漆金)が剥落していたり、彩色が薄れた仏像でも査定してもらえますか?
A.拝見いたします。ラタナコーシン朝の仏像は、漆下地に金箔を押し、朱漆・彩色で装われたお品が多く、経年の枯れ(古色)や部分的な剥落は自然なものです。時代や作行き、造形の格が残っていれば、傷みがあっても価値が認められることがございます。かえって価値を損ねる場合がありますので、素人でのクリーニングや金泥の塗り直しはお控えください。
Q.共箱や証明書がなくても査定してもらえますか?
A.はい。共箱や来歴の記録があれば評価の助けになりますが、無くても像そのものの作行き・造形・素材・技法を拝見して査定いたします。台座や光背、装飾(宝冠・条帛など)が別に保管されている場合も、ぜひ一緒にお見せください。
Q.ワシントン条約(CITES)に関わる素材が使われている仏像でも扱えますか?
A.当店は特別国際種事業者(登録番号 第00596号)として登録されており、規制対象素材を含むお品も、法令に則って適切に取り扱えます。たとえば象牙が付随する仏具・仏像なども、まずはご相談ください。ご不明な点は査定時にご説明いたします。
Q.スコータイ様式やアユタヤ様式の仏像も見てもらえますか?
A.はい、同じタイ王朝群に連なるスコータイ様式・アユタヤ様式の仏像も承ります。これらは造形の系譜としてラタナコーシン朝に受け継がれたお品ですので、当店の得意分野です。時代様式の見極めが査定の要となりますので、写真をぜひお送りください。
Q.出張費・査定料は本当に無料ですか?全国対応ですか?
A.出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。お譲りいただかなかった場合も費用は一切いただきません。東京・成城を拠点に、全国どこへでも秘密厳守でお伺いいたします。
Q.ラタナコーシン朝仏像はどんな美術館で見られますか?
A.日本国内では、東京国立博物館(東洋館のアジア諸地域コレクション)、九州国立博物館(アジア文化交流展示)などで、東南アジア諸国の仏像とあわせて紹介されることがあります。またMOA美術館・大和文華館・松岡美術館などでもアジア古美術のなかにタイ仏像が展示される機会があります。海外ではタイ・バンコクのバンコク国立博物館、ワット・プラケーオ(エメラルド寺院)が代表的です。展示は時期や企画によって入れ替わりますので、ご来館前に各館の最新情報をご確認ください。
Q.東京以外の地方でもラタナコーシン朝仏像を出張買取してもらえますか?
A.はい。東京・成城を拠点に、神奈川・大阪・京都・名古屋をはじめ全国47都道府県へ無料で出張いたします。遠方でも出張費はいただきません。まずはお写真とご所在地をお知らせください。対応エリアもご覧ください。
References

主な参照・関連リンク

本コラムを執筆するにあたって参照し、また読者の方がラタナコーシン朝仏像の理解を深めるうえでお勧めできる主な情報源をご紹介いたします。

王朝・歴史
エメラルド仏
王朝の象徴たる国宝については、エメラルド仏(Wikipedia)Wat Phra Kaew(Wikipedia)を参照。
先行様式
造形の源流として、スコータイ王朝およびアユタヤ王朝の項も参考になります。
美術館・博物館
日本国内は東京国立博物館(東洋館)、九州国立博物館(アジア文化交流展示)、MOA美術館大和文華館松岡美術館など。タイ現地はバンコク国立博物館が代表的です(外部リンク/各館は展示替の可能性あり)。
法令・許認可
象牙・翡翠・珊瑚等の国際規制に関しては、CITES事務局および環境省 CITES(ワシントン条約)のご案内をご確認ください。

※上記は一般的な参照先です。具体的なお品の同定・査定は、必ず当店に現物または写真をお送りのうえご相談ください。外部サイトの内容の正確性・最新性については、当店では保証しかねます。

About / Operator

運営者・鑑定者情報

ラタナコーシン朝仏像のような東南アジア仏教美術の査定には、様式・技法・国際規制への知識が要となります。
古美術もりたの概要と、買取に関わる許可・登録をご案内いたします。

屋号
古美術もりた(Antique & Fine Art Morita)
所在地
〒157-0066 東京都世田谷区成城3-4-3
小田急線「成城学園前駅」より徒歩8分(ご来店は完全予約制)
電話/受付
03-3415-1670 年中無休 9:00–18:00
創業
神奈川県鎌倉市にて創業。現在は東京・世田谷区成城に拠点を構える古美術商です。
取扱分野
ラタナコーシン朝仏像・タイ仏像・東南アジア仏教美術をはじめ、日本の仏像・仏具・書画・茶道具・蒔絵漆器・中国美術など古美術全般。
鑑定・実績
古美術商として長年、仏教美術・アジア古美術と向き合ってまいりました。美術館への収蔵協力海外オークションハウス(サザビーズ・クリスティーズ等)との取引を重ねております。
古物商許可
東京都公安委員会 第303282320966号
特別国際種事業者
登録番号 第00596号(ワシントン条約対象素材を含むお品の適切な取り扱いに対応)

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