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Column · Jade & Nephrite
全国 出張買取

翡翠とは・買取その翡翠の価値を、古美術商の審美眼で。

帯留・かんざし・指輪・玉環・風鎮、そして翡翠飾りを配した急須まで。「翠玉(すいぎょく)」と呼ばれ、東洋で最も長く尊ばれてきた石——翡翠(ひすい)は、緑・白・翠のさまざまな色と、透けて奥に光をたたえる姿に、独特の美意識を映してきました。その歴史と見どころ、そして売却をお考えの方へ向けた価値の見極め方を、古美術商の視点で詳しくご案内いたします。

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全国 出張対応
秘密厳守・丁重対応
What is Hisui

そもそも、翡翠とは何でしょうか。

Definition

翡翠(ひすい)とは、東洋で古くから「玉(ぎょく/たま)」と総称され、貴ばれてきた美しい石の一群です。鉱物種としては硬玉(ジェダイト)軟玉(ネフライト)の二つに大きく分かれ、いずれも緑・白・翠の色をたたえます。「翡」は赤い羽の翡(かわせみ)、「翠」はその翠緑の羽を意味し、二字あわせて「翡翠」——羽の光を宿すような石の名として、中国で早くから用いられてきました。日本では新潟・糸魚川で産する硬玉が縄文時代から装身具に用いられ、中国では新石器時代の玉器から明清の玉細工まで、玉の文化が絶えることなく続いてきました。近代の日本では、指輪・帯留・かんざし・玉環(ぎょっかん)といった装身の品として、暮らしの中に息づいてきました。

翡翠の早わかり
読み方
ひすい(別名・翠玉/すいぎょく)
鉱物種
硬玉(ジェダイト・輝石族)と軟玉(ネフライト・角閃石族)の二種
色の幅
翠緑・白・淡緑・薄紫・黒緑・黄。透明感の高いものは「氷種」と呼ばれる
主な品
帯留・かんざし・指輪・ブローチ・玉環・玉飾り・風鎮・翡翠飾の急須・煎茶道具
中国の玉器
璧(へき)・琮(そう)・剣飾具・清朝の翡翠彫刻・鼻煙壺(びえんこ)
日本の翡翠
糸魚川産の硬玉。縄文期の勾玉(まがたま)以来、日本の玉文化の源
近い石
アベンチュリン・蛇紋岩・アマゾナイト・染色石、着色ガラスの模造品にも要注意
査定の要
硬玉か軟玉か・色調と透明感・彫りの手・時代・付属。磨かずそのままが鉄則

本ページは、翡翠について深く知りたい方に向けた解説コラムであると同時に、翡翠の売却・買取をお考えの方へのご案内です。
「祖父母の遺した宝飾の中に、翡翠らしき帯留やかんざしがある」「これは本物の翡翠か、それとも染色の別石か分からない」「茶道具の中に翡翠飾りのついた急須や風鎮が混じっている」——そうしたお品も、まずは現状のまま、古美術もりたへお気軽にご相談ください。全国どこへでも、無料で出張・査定にお伺いいたします。

Chapter 01

翡翠とは — 定義と範囲

翡翠とは、東洋で「玉(ぎょく)」と総称されてきた美しい石のなかで、緑や白、翠の色をたたえる緻密で靭(じん)性の高い鉱物、およびその石を彫りあらわした玉器・装身具をさします。石をひとつの塊として彫り、あるいは磨きあげ、光をたたえた色と艶を尊ぶ——これが翡翠工芸のもっとも古い姿です。

翡翠には、鉱物学上の大きな二つの分類があります。硬玉(ジェダイト)は輝石族の緻密な集合体で、清朝以降とくに中国宮廷で珍重された「翠玉」の中心。透明感と鮮やかな緑が身上です。もう一つの軟玉(ネフライト)は角閃石族の緻密集合体で、乳白から緑・黒緑まで幅広く、中国の玉文化を古代から支えてきた石です。日本語で「翡翠」と呼ぶ時、その多くは硬玉を指しますが、古い玉器や日本産の勾玉(まがたま)まで含めると、翡翠の世界は硬玉と軟玉の両方にまたがります。

翡翠(ひすい)
硬玉・軟玉を含む、緑や翠色を宿す玉石の総称。翠玉(すいぎょく)とも呼ぶ。
硬玉(こうぎょく)
ジェダイト。輝石族。清朝以降の中国翡翠、明治以降の装身具に用いられる中心の石。
軟玉(なんぎょく)
ネフライト。角閃石族。中国では「和田玉(ホータン玉)」など、古代玉器の主素材。
玉器(ぎょっき)
璧(へき)・琮(そう)・佩玉(はいぎょく)など、玉を彫りあらわした礼器・装身具の総称。
Chapter 02

翡翠の歴史 — 縄文から近代まで

翡翠の歴史は、東洋文明そのものと同じくらいの長さを持ちます。石を尊ぶ心は、道具から祭祀(さいし)へ、祭祀から装身へと形を変えながら、途切れることなく続いてきました。

日本の翡翠 — 縄文期の勾玉から

日本で翡翠の歴史をひらいたのは、新潟県糸魚川(いといがわ)で産する硬玉です。縄文時代の中期にはすでに、糸魚川の翡翠で作られた勾玉(まがたま)や大珠(たいしゅ)が本州の広い範囲にもたらされ、各地の遺跡から出土しています。世界的にも珍しい「縄文期の硬玉利用」は、日本列島に古くからある玉の文化の源流です。古墳時代の副葬品にも翡翠の勾玉は多くみられ、やがて仏教文化の広がりとともに玉の装いは変化していきますが、玉を尊ぶ心はその後も脈々と受け継がれます。

中国の玉器 — 新石器時代から明清まで

一方、中国では新石器時代の紅山(こうざん)文化良渚(りょうしょ)文化の時代から、軟玉の玉器がつくられていました。円盤形の璧(へき)、四角柱形の琮(そう)など、天と地を象る礼器は、中華文明そのものを支える存在でした。秦漢を経て、玉は帝王の権威と徳の象徴となり、剣飾・佩玉・帯鉤などに姿を変えていきます。

時代が下って清朝——十八世紀のなかば以降、ミャンマー北部の翡翠(ジェダイト)が中国に大量に流入すると、宮廷で翠玉の彫刻・鼻煙壺(びえんこ)・冠飾・如意(にょい)が盛んに作られ、翡翠は「玉の王」と呼ばれる地位を得ました。中国美術・中国骨董品のなかでも、清朝以降の翡翠は特別な位置を占めます。

近代日本の翡翠 — 装身具の隆盛

近代の日本では、明治以降、清朝渡来の翡翠に加え、大正から昭和にかけて糸魚川翡翠が再発見(一九三八年)されると、翡翠は改めて日本の宝飾文化に迎え入れられます。帯留・かんざし・指輪・ブローチなど、和洋の装いを彩る品として広く用いられました。旧家の桐箪笥やアクセサリー箱に、祖母や母から伝わる翡翠の帯留・かんざしがしまわれている——そうしたお品を、今なお多くのご家庭からお預かりいたします。

来歴・箱・付属品が価値を左右します

中国清朝の玉か日本近代の装身具か、いつの時代の作か——翡翠の見立ては、来歴が大きな手がかりになります。共箱・箱書、鑑別書、旧蔵者のメモ、購入時の書付があれば、ぜひ一緒にお見せください。お品の格を正しくお伝えするための、大切な糸口となります。

Chapter 03

硬玉と軟玉のちがい

「翡翠」と一言でいっても、その中身は硬玉(ジェダイト)軟玉(ネフライト)という、鉱物としては別の二つの石をさします。両者は一見似ていても、来歴・産地・味わいがずいぶんと異なります。

硬玉と軟玉の主なちがい(一般的な傾向)
項目硬玉(ジェダイト)軟玉(ネフライト)
鉱物種輝石族/緻密な多結晶集合角閃石族/繊維状の緻密集合
主な色鮮やかな翠緑・白・薄紫・黒緑乳白(羊脂玉)・淡緑・黒緑・黄
透明感透ける「氷種」から半透明まで幅があるほぼ不透明〜半透明。しっとりとした地
主な産地ミャンマー北部・グアテマラ・日本(糸魚川)中国和田(ホータン)・シベリア・カナダ
中心の時代中国清朝以降・日本近代の装身具中国新石器時代から明清まで幅広く
代表的な品帯留・かんざし・指輪・清朝の翡翠彫刻璧・琮・佩玉・剣飾・和田玉の玉器

お手元の品が硬玉か軟玉か、あるいは翡翠風の別の石か——見分けはたやすいものではありません。色調・透明感・比重・地の質感・彫りの手を総合して判断いたします。「翡翠と聞いていたけれど、本当かどうか分からない」というお品こそ、まずはご相談ください。

Chapter 04

翡翠の魅力 — 色と光の景色

翡翠の魅力は、まず何よりその色の奥行きにあります。緑と一口にいっても、若草のような薄緑、深い森の翠、灰色を帯びた黒緑、そして一部だけが翠に染まる「花」の景色まで——一石ごとに顔が違います。時に白と緑が霞のように流れる「氷種(ひょうしゅ)」、内から灯るような艶をたたえる「糯種(もちしゅ)」など、玉の中に無数の景色があります。

第二の魅力は、手に触れる感触と重さです。翡翠は緻密で靭(じん)性の高い石で、ずしりとした重み、ひんやりとした肌、しっとりとした光沢が、掌にすいつくように馴染みます。近代の帯留・かんざしでは、翡翠の玉と金・銀の座金、七宝の細工が組み合わされ、和と洋の意匠が響き合う小さな宇宙が生まれました。

「磨かない」が、何よりの保全です

艶を戻そうと市販の宝石クリーナーや薬品で拭くと、長い時間が育てた古色や、金具のいぶし・鍍金がいちどに損なわれてしまいます。査定・売却をお考えの場合は、手を加えず、そのままの状態でご相談いただくのが最善です。

Chapter 05

主な種類と用途

翡翠は、装身具から茶席の道具、床の間の飾りまで、多岐にわたる姿で暮らしを彩ってきました。代表的なものをご紹介します。これらが茶道具・煎茶道具や、宝飾品と一緒に伝わっていることも多く、まとめてのご相談を承ります。

Obidome

帯留・かんざし

翡翠を主役に、金・銀の座金や七宝を配した近代の名品。無銘の品にも、良い翡翠が用いられていることがあります。

Ring · Brooch

指輪・ブローチ・ネックレス

プラチナや金の枠に翡翠玉を留めた指輪、翡翠彫のブローチ、玉数珠のネックレス。祖母・母から譲られた品も多く伝わります。

Bangle · Ring

玉環(バングル)・玉輪(ゆびわ)

一枚の玉から抜いた玉環は、翡翠工芸の華。氷種・糯種の透明感と色調が価値を分けます。

Scroll Weight

風鎮(ふうちん)・佩玉

掛軸の下に添える翡翠玉の風鎮、腰に佩(お)びる玉——古い書院・床の間まわりの品として珍重されます。

Tea Fitting

翡翠飾の急須・銀瓶・煎茶道具

朱泥や紫砂の急須、銀瓶の摘み(つまみ)や把手(とって)に翡翠を配した煎茶道具。翡翠と道具本体を合わせて査定いたします。

Chinese Craft

中国翡翠 — 彫刻・鼻煙壺・如意

清朝の翡翠彫刻、鼻煙壺(びえんこ)、如意(にょい)、印材、擺件(はいけん)など。中国美術としても評価いたします。

代表的な風鎮・かんざし・玉環は、次の「写真で見る翡翠の見どころ」で、色と彫りの勘どころとともに詳しくご覧いただけます。

Points to Appreciate

写真で見る、翡翠の見どころ

実際にお譲りいただいた翡翠を例に、色や彫り、金具のどこを見るのか——鑑賞と査定の勘どころを、写真とともにご案内します。

翠色の翡翠玉を頭に、濃紫の房を配した掛物用の風鎮一対。桐の飾り台に納める。
Scroll Weight · 風鎮翡翠玉 風鎮 一対。翠色の玉を頭に据え、濃紫の絹の房を垂らす。掛軸の下に一対で添える、書院の器具。
Case 01 — 風鎮

玉の色と、房の呼吸ふうちん/翠玉・房・掛物

風鎮は、掛軸の左右の下に添える小さな重りです。玉の色と艶、そこにあわせた房の絹の色や結びの品格——見た目の派手さよりも、掛物と対になる静かな呼吸が問われます。

  • 1玉の色調・透明感——翠緑の深さと、光を含んだ艶。氷種のような透けを見せるものは、それだけで格が上がります。
  • 2玉の形と磨き——球や算盤玉、瓜形など、形の整い。角のとれた磨きが甘くないか、割れや欠けがないか。
  • 3房・組紐の状態——絹の房に虫喰いや色褪せがないか。当初の房と結びが残る一対は、風鎮の格をそのまま伝えます。
  • 4一対の揃い——左右の玉の色調・寸法・房の色が揃っているか。片方だけでもご相談は承りますが、揃いはより高く評価されます。
双獣を彫りあらわした翡翠の頭飾りを、朽色の金属脚に据えたU字形のかんざし。
Hair Ornament · かんざし翡翠 双獣飾 かんざし。翠色の翡翠を双獣の姿に彫り、U字形の金属脚に組み込む。
Case 02 — かんざし

彫りと金具、二つで一つかんざし/翠玉・双獣・古金具

近代の翡翠かんざしは、玉そのものの色と、そこに彫られた意匠、そして脚元の金具の三つが噛み合ってはじめて完成します。小さな一本の中に、宝飾と工芸の呼吸が凝縮されています。

  • 1翡翠の色と彫り——翠緑の深さに加えて、双獣・花卉・雲文などの彫りが立体に起きているか。彫り口の冴えを見ます。
  • 2金具の作り——U字形の脚元の材、はまり具合、いぶし(古色)の残り。銀・洋銀・鍍金の別も価値の手がかりです。
  • 3玉と脚の据わり——玉が脚元にきちんと据えられ、緩みや取れが起きていないか。取れた部品もそのままお残しください。
  • 4用途・時代——花嫁の平打ちか、日常のまげ挿しか。近代(明治〜昭和初)の作か。時代に応じて評価が変わります。
翠と白の色調が流れる氷種の翡翠玉環と、それを通した焦茶の組紐。
Jade Ring · 玉環翡翠 玉環(飾り環)。翠と白が霞のように流れる氷種の玉環に、焦茶の組紐を通す。
Case 03 — 玉環

一枚の玉から抜いた、透ける翠ぎょっかん/氷種・組紐・佩玉

玉環(ぎょっかん)は、一枚の翡翠原石から丸ごと抜き出してつくる、翡翠工芸の華のひとつです。厚みや透明感、色の流れ——一環のなかに、その原石が持っていた景色が閉じ込められます。

  • 1透明感(種)——光にかざしたときの透け。氷のように澄む「氷種」、しっとり内に光る「糯種」——透け方で格が変わります。
  • 2色の流れ——翠と白の分かれ目や、緑が霞のように差す景色。一環の中の「絵」が価値の大きな要素になります。
  • 3厚みと形——薄すぎず、断面がふっくらとしているか。手に取ったときの重みと、指を通したときの掛かりが良いか。
  • 4ひびの有無——玉環は薄い箇所から割れが入りやすい石です。割れやひびがあっても、当初のままご相談ください。
Chapter 06

翡翠の色と等級のことば

翡翠の世界には、独特のことばがいくつもあります。色調と透明感、質感を表すこれらの言葉を知っておくと、お手元の品の見方が変わります。

氷種(ひょうしゅ)
氷のように澄んだ透明感を持つ翡翠。硬玉の最上級のひとつで、光を通すほど価値が高くなります。
糯種(もちしゅ)
餅(もち)のようにしっとりと内に光をたたえる翡翠。半透明の柔らかな艶が身上です。
豆種(とうしゅ)
粒状の結晶が肉眼で見え、艶がやや控えめな翡翠。日常使いの品によく用いられました。
花青(はなあお)
白地に翠がまだらに差した意匠。一石の中に景色を含み、味わいのある翡翠です。
羊脂玉(ようしぎょく)
羊の脂のような艶ある乳白の軟玉。和田玉の最上級で、中国の玉文化を象徴します。
帝王緑(ていおうりょく)
鮮やかで濃い翠緑の硬玉。「翡翠の王」と称される稀少な色調で、宮廷で最も貴ばれました。
薰衣色(くんいしょく)
薄紫〜藤色の硬玉。「ラベンダー翡翠」の名で呼ばれ、緑とは別種の高い評価があります。
Chapter 07

翡翠・翡翠風の石・模造品のちがい

翡翠は昔から人気の高い石ゆえ、多くの「翡翠風」の石や模造品が作られてきました。見た目が似ていても、価値は大きく異なります。代表的なものを整理します。

翡翠と、翡翠風の石・模造品の主なちがい(一般的な傾向)
名称中身・つくり見分けと評価の傾向
本翡翠(硬玉/軟玉)天然の硬玉・軟玉を彫りあるいは磨いたもの重み・冷たさ・光の透け方。彫りの底に石の肌が出る。評価の中心
アベンチュリン石英に緑色の含有物を含む石。「インド翡翠」と呼ばれることがある光を反射する細かな粒。翡翠より軽く、透明感の質が違う
蛇紋岩(ジャスパー)緑〜黒緑の蛇紋岩を翡翠に見立てて用いる柔らかく傷つきやすい。「新山玉」などの名で流通することも
染色処理の翡翠質の低い翡翠を薬品で染めて色を強めたもの(B貨・C貨)色が不自然に均一。年月を経ると褪せる。評価は本翡翠より低い
ガラス・樹脂の模造着色ガラスや樹脂で翡翠風に成形したもの気泡・軽さ・触ったときの温さ。美術品としての価値は限られる

とりわけ本翡翠か、染色処理の品か、模造品かで評価は大きく変わります。ご自身で判断が難しいのは当然のことです。「これは本物の翡翠だろうか」——そうしたお品こそ、手放す前に一度ご覧に入れてください。色調・透明感・比重・光の透け方から、丁寧に見極めてお伝えいたします。

Chapter 08

翡翠を収蔵・展示する美術館

翡翠をはじめとする玉の名品は、各地の美術館・博物館で目にすることができます。縄文期の日本翡翠から中国清朝の玉器まで、翡翠の幅広さと時代の厚みを知る手がかりになります。

国立の博物館で

東京国立博物館(公式サイト)では、日本の縄文期・古墳期の翡翠勾玉から、中国の玉器や清朝の翡翠彫刻まで、東洋の玉文化をまとめて見ることができます。京都国立博物館(公式サイト)にも中国の玉器・翡翠の優品が収蔵されています。

翡翠の産地・専門の館で

翡翠の主産地・糸魚川には、フォッサマグナミュージアムがあり、日本産翡翠の地質と歴史をまとめて学べます。東洋の古美術に名高い根津美術館(東京/公式サイト)や、静嘉堂文庫美術館などでも、中国の玉器や清朝の翡翠が展示されることがあります。

ご来館前に、最新の展示情報のご確認を

美術館・博物館の展示は、企画や時期によって入れ替わります。上記はあくまで「翡翠や玉が扱われることのある館」の一例であり、常時展示を保証するものではありません。お目当てがある場合は、各館の公式情報で最新の展示内容をご確認ください。

こうして館に収まる優品がある一方で、旧家の宝石箱や桐箪笥の中に眠る翡翠も数多く残されています。お手元の品の位置づけを知りたいときも、どうぞお気軽にご相談ください。

Chapter 09

翡翠の取り扱いと保存

翡翠は硬く緻密な石ですが、繊細な工芸品でもあります。金具や組紐、木製の飾り台と組み合わされた品は、少しの心づかいで永く保つことができます。とくに売却・査定をお考えの場合は、手を加えないことが何よりの保全になります。

磨かない・洗わない
市販の宝石クリーナーや薬品での洗浄は、金具の古色・鍍金・七宝を損ないます。乾いた柔らかな布で軽く払う程度に。
衝撃を避ける
翡翠は緻密ですが、薄い箇所や彫りの細部は欠けやすい石です。硬い床や机の上に直接置かないでください。
組紐・房の保存
房・組紐は絹製が多く、虫喰いを避けるため防虫剤とは離して保管を。当初の房が残っていれば、無理に交換しないでください。
共箱・付属品
桐箱・書付・鑑別書は、お品の格と価値を伝える大切な資料です。付属の台座や仕覆も、そのままお残しください。

「汚れているから少しきれいにしてから……」というお気持ちはよくわかりますが、翡翠においては、当初のままの状態がもっとも尊ばれます。金具の外れや玉の欠けがあっても、良い翡翠は価値が残ることがございます。まずは現状のまま、お写真をお見せいただくところからお始めください。

Value

翡翠の価値を左右するポイント

翡翠の評価は、玉の大きさだけでは決まりません。
古美術商は、次のような点を一つひとつ確かめながら査定いたします。

01
本物 — 硬玉・軟玉、染色・模造品の見極め
02
色 — 翠緑の深さ・薰衣(ラベンダー)・帝王緑などの稀少色
03
透明感 — 氷種・糯種・豆種など、光の透け方
04
彫りの技 — 立体感、地文の緻密さ、意匠の格
05
時代・来歴 — 清朝の玉器か、日本近代の装身具か
06
形と大きさ — 玉環・帯留・かんざしの形の整い
07
金具・組紐 — 金・銀・七宝、房・組紐の状態
08
状態 — ひび・欠け・補修の有無
09
付属 — 共箱・鑑別書・購入時の資料
Our Answer
その翡翠の真価、古美術商でなければ見抜けません。
Why Morita

翡翠の買取を、古美術もりた

玉器・宝飾・唐物・茶道具を見つめてきた審美眼で、お品の色と彫り、金具、来歴を丁重に見極めます。

1
Connoisseurship

玉と唐物を見る、確かな目

硬玉か軟玉か、清朝の玉か日本近代の装身具かの見極めから、色・透明感・彫りの手・金具の作りまで。大きさや見た目でひとくくりにせず、作行きと時代を一点ずつ見極めて査定いたします。

2
Nationwide · Free

全国へ無料出張、秘密厳守

東京・成城を拠点に、全国どこへでもお伺いします。出張費・査定料・ご相談料はすべて無料。お譲りいただかなかった場合も費用はいただきません。秘密は固くお守りします。

3
Track Record

実績に基づく、適正な評価

美術館への収蔵協力、海外オークションハウス(サザビーズ・クリスティーズ等)との取引を重ねてまいりました。確かな相場観で、お品にふさわしい評価をご提示します。

Flow

翡翠 買取の流れ

お問い合わせから査定・現金お支払いまで。お写真がなくてもご相談は承ります。

STEP 01

お問い合わせ

お電話・メール・フォームでご連絡ください。お品の概要やご状況を簡単にお聞きします。

STEP 02

事前査定(任意)

お写真をお送りいただければ、おおよその金額をお伝えします。ご判断の参考にどうぞ。

STEP 03

出張・拝見

ご都合に合わせて全国へお伺いし、現物を丁重に拝見・査定いたします。ご来店相談も可。

STEP 04

ご成約・お支払い

ご納得のうえご成約。原則その場で現金にてお支払いします(お振込みも可能です)。

Works

取り扱った翡翠の一例

これまでにお譲りいただいた翡翠の一例です。よく似たお品をお持ちでしたら、ぜひご相談ください。

翡翠玉と濃紫の房を配した掛物用の風鎮
Scroll Weight翡翠玉 風鎮 一対
双獣を彫りあらわした翡翠のかんざし
Hair Ornament翡翠 双獣飾 かんざし
氷種の翡翠玉環と焦茶の組紐
Jade Ring翡翠 玉環(飾り環)

※掲載のお品は取扱いの一例です。状態・付属品・来歴・希少性により評価は異なります。

Customer Voices

お客様の声

翡翠を手放すという場面で、各地の皆さまよりお寄せいただいたお声をご紹介します。

Kanagawa

祖父の骨董品の中の翡翠飾りの小箱を、丁寧に見てもらえた。

祖父の骨董品の中に翡翠の飾りのついた小箱があり、見てもらいました。翡翠を見てもらえるところがなかったので助かりました。査定額にも大変満足しております。

神奈川県のお客様翡翠飾りの小箱
Saitama

実家の遺品整理で出た翡翠のついた急須や煎茶道具を、まとめて。

実家の遺品整理で、翡翠のついた急須がありました。ほかの煎茶の道具も一緒に見てもらいました。古い時代の物で説明していただき、リサイクルに出さなくてよかったです。

埼玉県のお客様翡翠飾の急須・煎茶道具
Shizuoka

骨董好きの祖父が遺した翡翠を、LINEとメールで遠方相談。

骨董品収集が趣味だった祖父の骨董品を、LINEとメールで相談しました。花瓶や小箱、提物(さげもの)や印籠をお願いしました。遠方でしたが見ていただいてよかったです。本当に助かりました。

静岡県のお客様翡翠飾の花瓶・小箱・提物・印籠
Service Area

翡翠の買取/全国の対応エリア

東京・成城を拠点に、全国47都道府県へ出張買取いたします。お住まいの地域のページもご覧ください。
出張費・査定料・ご相談料は、いずれも無料です。

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神奈川・埼玉・千葉

3県
神奈川県埼玉県千葉県
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北関東

3県
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4県
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東北地方

6県
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3県
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3県
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近畿(関西)

6府県
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5県
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四国

四国地方

4県
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九州

九州・沖縄

8県
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北海道

北海道

全域
北海道
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※「即日対応」は東京都のおおよその目安です。近県・遠方も日程を調整し、実際に多数お伺いしております。上記いずれの地域も、出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
Local Pages

翡翠の地域別ページ

お住まいの地域のページでは、区内の対応エリアや地域のお客様の声を詳しくご案内しています。
下記以外の地域も、全国へ無料で出張いたします。

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本フォームに写真の添付機能はございません。お写真をお持ちの方は、送信後にメールまたはLINEでお送りいただけます(送付方法は受付確認メールでご案内します)。お写真がなくてもご相談は承ります。全体・裏側や刻印・光を透かした様子が写ったものがあると、より正確にお伝えできます。

送信後、担当者より折り返しご連絡いたします。査定・出張・ご相談はすべて無料、秘密厳守です。

FAQ

翡翠の買取 よくあるご質問

Q.翡翠か翡翠風のガラス・染色石か、本物かも分かりません。見てもらえますか?
A.拝見いたします。本翡翠(硬玉ジェダイトまたは軟玉ネフライト)と、翡翠風のガラス・アベンチュリン・染色を施した他の石は見分けが難しく、色調・透明感・比重・光の透け方、そして地の質感から判断いたします。「翡翠かどうか分からない」という段階でのご相談こそ歓迎です。まずは現状のままお写真をお見せください。
Q.欠けやひび、金具の外れがあります。直してから査定に出すべきですか?
A.直さずに、そのままお持ちください。翡翠は硬い石ですが、彫り込みの薄い部分やかんざし・帯留の脚元は経年で欠けが生じやすいものです。時代や彫りの良いものは、多少の傷みがあっても価値が残ります。自己修理や薬品での手入れは、かえって価値を損ねることがございます。
Q.中国の翡翠(唐物)か日本の翡翠か分かりません。査定してもらえますか?
A.はい。中国の玉器(清朝の翡翠など)か、日本の帯留・かんざしなどの装身具か、時代はいつごろかは見分けが難しく、彫りの手・色調・地の質感・付属の箱書から判断いたします。中国美術としての評価もあわせて丁重にお伝えします。
Q.茶道具や煎茶道具の中に翡翠のついた品が混じっています。まとめて見てもらえますか?
A.まとめて承ります。翡翠飾りのある急須・銀瓶、煎茶の茶托、香道具のほか、茶道具・煎茶道具一式、他の骨董品が混在していても同時に拝見いたします。点数の多いご整理も丁重にお伺いします。
Q.銘や証明書の無い翡翠でも査定してもらえますか?
A.はい。無銘・鑑別書なしでも、色調・透明感・彫り・時代から価値を見極めて査定いたします。共箱や旧蔵者の資料、購入時の書付があれば来歴の手がかりになりますので、一緒にお見せください。
Q.出張費・査定料は本当に無料ですか?全国対応ですか?
A.出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。お譲りいただかなかった場合も費用は一切いただきません。東京・成城を拠点に、全国どこへでも秘密厳守でお伺いいたします。
Q.翡翠はどんな美術館で見られますか?
A.日本の縄文期の翡翠から中国清朝の玉器まで、東京国立博物館や、糸魚川の翡翠の歴史を伝えるフォッサマグナミュージアム、東洋美術に名高い根津美術館(東京)、静嘉堂文庫美術館などで展示されることがあります。展示は時期や企画によって入れ替わりますので、ご来館前に各館の最新情報をご確認ください。旧家に伝わる優品も数多く残されています。
Q.東京以外の地方でも翡翠を出張買取してもらえますか?
A.はい。東京・成城を拠点に、神奈川・大阪・京都・名古屋をはじめ全国47都道府県へ無料で出張いたします。遠方でも出張費はいただきません。まずはお写真とご所在地をお知らせください。対応エリアもご覧ください。
Q.査定だけお願いして、売らなくても大丈夫ですか?
A.もちろんです。査定・ご相談は無料で、その場で売却をお決めいただく必要はありません。査定額にご納得いただけない場合や、ご家族と相談してから決めたい場合も、費用は一切いただきません。無理にお勧めすることもございませんので、ご安心ください。
Q.買取価格はその場で現金で支払ってもらえますか?
A.ご成約いただいた場合は、原則その場で現金にてお支払いします。高額になる場合やご希望に応じて、お振込みでの対応も可能です。金額の根拠もご説明いたしますので、ご不明な点はその場でお尋ねください。
Q.硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)はどう違いますか?
A.翡翠と呼ばれる玉は、鉱物学的には二種類あります。硬玉(ジェダイト/輝石族)は透明感と鮮やかな緑が特徴で、清朝以降とくに珍重されました。軟玉(ネフライト/角閃石族)は乳白から緑まで幅広く、中国では新石器時代から礼器の玉として扱われてきました。両者は硬さと産出地が異なり、それぞれに歴史と味わいがあります。査定ではまず、この見分けから丁重に行います。
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運営者・鑑定者情報

翡翠のような玉工芸の査定は、色と彫り・金具・来歴への確かな知識と敬意が要です。
古美術もりたの概要と、買取に関わる許可・登録をご案内いたします。

屋号
古美術もりた(Antique & Fine Art Morita)
所在地
〒157-0066 東京都世田谷区成城3-4-3
小田急線「成城学園前駅」より徒歩8分(ご来店は完全予約制)
電話/受付
03-3415-1670 年中無休 9:00–18:00
創業
神奈川県鎌倉市にて創業。現在は東京・世田谷区成城に拠点を構える古美術商です。
取扱分野
翡翠・玉器・宝飾品・帯留・かんざし・煎茶道具・茶道具をはじめ、仏教美術・書画・中国美術など古美術全般。
鑑定・実績
古美術商として長年、玉工芸や宝飾・唐物と向き合ってまいりました。美術館への収蔵協力海外オークションハウス(サザビーズ・クリスティーズ等)との取引を重ねております。
古物商許可
東京都公安委員会 第303282320966号
特別国際種事業者
登録番号 第00596号

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