HOME / 人間国宝の買取 / 黒田辰秋の買取
Column · Kuroda Tatsuaki
全国 出張買取

黒田辰秋の買取。木工芸・漆芸(拭漆・螺鈿)を全国で
古美術商が査定いたします。

木工芸分野で初めて人間国宝に認定された黒田辰秋(1904-1982)。分業が当たり前だった工芸界で、図案から仕上げまでを自ら手がける「一貫制作」を確立しました。拭漆・螺鈿・乾漆による卓・棚物・手箱・中次を、共箱・落款のないお品もそのまま、古美術商の審美眼で丁寧に拝見いたします。

Who is Kuroda Tatsuaki

そもそも、黒田辰秋とはどのような工芸家なのでしょうか。

Definition

黒田辰秋(くろだたつあき、1904–1982)は、京都生まれの木漆工芸家。漆匠の家に生まれながら独学で木工・漆芸を修め、柳宗悦・河井寛次郎らの民藝運動に参加。分業が当たり前だった工芸界にあって、図案制作から木地作り、加飾・仕上げまでをすべて自らの手で行う「一貫制作」を確立しました。1970年、木工芸分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。皇居新宮殿の調度や、映画監督・黒澤明の依頼による家具制作でも知られる、20世紀日本を代表する木漆工芸家です。

黒田辰秋の早わかり
生没
(京都府京都市)〜 (京都府京都市伏見区)
代表技法
拭漆・螺鈿・乾漆・変わり卍(かわりまんじ)
主な受賞
重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)認定(木工芸分野で初) /  日本伝統工芸展 受賞
作品ジャンル
卓・棚物・椅子・手箱・鏡台・中次・香合など、家具から小物まで幅広い
主な収蔵
京都国立近代美術館・豊田市美術館・日本民藝館(東京駒場) ほか
師・盟友
独学で木工・漆芸を修める。柳宗悦・河井寛次郎・青田五良と交流し民藝運動に参加
思想
「一貫制作」——分業を廃し、図案から仕上げまで自ら手がける制作姿勢。自身は「個人作家」と自認
落款について
共箱に「辰秋作」の墨書と朱印(「辰」等)が記されることが多い

本ページは、黒田辰秋の生涯と作品を深く知りたい方に向けた解説コラムであると同時に、黒田作品の売却・買取をお考えの方へのご案内です。
「実家に螺鈿の入った漆器があるが黒田辰秋の作かわからない」「共箱の文字が読めない」「箱がない」——そうしたお品も、共箱・鑑定書がなくても拝見いたします。まずは現状のまま、古美術もりたへお気軽にご相談ください。全国どこへでも、無料で出張・査定にお伺いいたします。

Chapter 01

木工芸とは — 一貫制作と「用の美」」

黒田辰秋の作品は、しばしば「一貫制作」という言葉とともに語られます。これは、図案(デザイン)を考え、木地を作り、漆を塗り、螺鈿などの加飾を施すまでの全工程を、分業に頼らず一人の作り手が手がける制作方式のことです。当時の木工芸・漆芸の世界では、デザイナー・木地師・塗師・蒔絵師などが分業するのが一般的でしたが、黒田はこれに疑問を持ち、独学で全工程を修めました。

「用の美」——民藝運動との深い関わり

黒田は頃、河井寛次郎の講演に感銘を受け、柳宗悦・河井らの民藝運動に参加します。「用の美」——実用のために作られた道具が、作為を超えて美しさに至るという思想に共鳴し、には柳や染織家・青田五良らと京都・上賀茂に共同工房上賀茂民芸協団を設立しました。黒田自身は自らを「個人作家」と位置づけ、ひとつの作品が「地球と代えられるだけの価値を持つか」を常に問いながら制作したといわれます。

木工芸という分野 — 黒田が切り拓いた道

木工芸は木材を素材とする工芸技術の総称で、刳物・指物・彫刻などを含みます。黒田辰秋は、この木工芸分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。それまで美術より一段低く見られがちだった木工・漆芸の世界に、独自の創作世界を切り拓いた先駆者です。

一貫制作
図案から仕上げまで、分業に頼らず一人の作り手がすべて手がける制作方式。黒田辰秋が確立。
用の美(よう の び)
実用のために作られた道具が、作為を超えて美しさに至るとする民藝運動の中心思想。
木工芸(もっこうげい)
木材を素材とする工芸技術の総称。黒田辰秋が初めて人間国宝に認定された分野。
個人作家
民藝運動と関わりが深い一方、黒田自身が自らを位置づけた立場。生活工芸というより独立した美術家としての自負。
Chapter 02

黒田辰秋の生涯と時代背景

京都時代(1904–1919)— 漆匠の家に生まれて

黒田辰秋は、京都に漆塗師を営む黒田亀吉の子として生まれました。病弱な幼少期を過ごし、、父兄の勧めで蒔絵師・瀬川昌隆(せがわしょうりゅう)に内弟子入りしますが、健康を害してわずか2ヶ月ほどで辞去します。この頃から、漆芸界の分業制に疑問を抱き始めました。

独学の時代(1919–1923)— 一貫制作への目覚め

「工芸が美術であるならば、全工程を自分で修めなければならない」——そう考えた黒田は、木地作りから独学を始めます。、第1回京都市美術工芸品展に出品した「螺鈿竜文卓」が入選し、京都市に買い上げられました。これが黒田のデビュー作となります。

民藝運動との出会い(1924–1927)— 柳宗悦・河井寛次郎との交流

頃、陶芸家・河井寛次郎の講演に感銘を受けた黒田は、河井や柳宗悦らの民藝運動に参加します。には、柳らが発行した「日本民藝美術館設立趣意書」の表紙の表題を彫刻しました。、柳宗悦・青田五良・鈴木実らとともに京都・上賀茂に上賀茂民芸協団を設立し、共同生活をしながら制作に没頭します。

上賀茂民芸協団の時代(1927–1929)— 朝鮮家具との出会い

この時期、黒田は朝鮮の木工品から大きな影響を受けました。透明な漆を塗って木目を生かす拭漆や、朱漆・黒漆・白蝶貝等による螺鈿など、後の代表技法をすでに確立し、大量の木工家具や装飾品を制作しています。には御大礼記念博覧会の民芸館に「拭漆欅テーブルセット」を出品。秋、上賀茂民芸協団は解散しますが、ここでの経験がその後の制作態度を決定づけました。

国画会から伝統工芸展へ(1930–1968)— 皇居新宮殿と黒澤明

以降は国画会工芸部に、以降は日本伝統工芸展に出品を重ね、に受賞。には皇居新宮殿の調度を制作し、竹の間の把手など、螺鈿を用いた大型の意匠を手がけました。映画監督・黒澤明の依頼で家具一式を制作したことでも知られています。

人間国宝認定とその後(1970–1982)

、木工芸分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。晩年まで京都を拠点に制作を続け、、京都市伏見区の自宅にて急性肺炎のため77年の生涯を閉じました。

Chapter 03

木と漆を構成するもの — 素材と下地

黒田の作品は、木材の選び方・下地の作り方から作家性が現れます。木・漆・貝——それぞれに黒田の目利きが働いています。

欅・栗などの堅牢な木材

黒田は欅(けやき)や栗など、木目の力強い堅牢な木材を好んで用いました。「拭漆欅透彫文飾棚」のように、木そのものの重厚な質感を生かした作品が代表的です。

拭漆による下地作り

生漆を木地に塗っては拭き取ることを繰り返す拭漆は、木目を生かしながら堅牢に仕上げる下地技法です。塗り重ねの回数が多いほど、深みのある艶が生まれます。

貝と朱漆・黒漆

螺鈿に用いる貝は、夜光貝や鮑貝など、産地や種によって色味が異なります。朱漆・黒漆の地色との組み合わせによって、貝の発色や輝き方が大きく変わるのも見どころのひとつです。

一貫制作を支えた道具と経験

デザインから木地作り、漆塗り、貝の切り出しと貼り込みまで、黒田はすべての工程を自らの手と道具で行いました。分業では生まれない、素材同士の呼応が黒田作品の力強さを支えています。

Chapter 04

黒田作品のジャンル — 種類と用途

黒田辰秋の作品は、家具のような大型のものから、茶道具のような小さな器物まで、実に幅広いジャンルにわたります。

卓・棚物

拭漆欅の卓や飾り棚など、木目を生かした大型の家具。黒田を代表するジャンルです。

椅子

朱漆・拭漆で仕上げた椅子。皇居新宮殿や黒澤明邸のための制作でも知られます。

手箱・飾箱

螺鈿や乾漆で加飾した手箱・飾箱。「乾漆耀貝螺鈿飾箱」など代表作が多いジャンルです。

鏡台・三面鏡

朱漆で仕上げた鏡台や三面鏡。生涯に5点ほどしか作らなかったとされる希少なジャンルです。

中次・香合など茶道具

螺鈿中次のような、身と蓋が合わさる円筒形の茶器。小ぶりながら黒田の技を凝縮した作行きです。

共箱・書付

「辰秋作」の墨書と朱印が記された共箱は、来歴を伝える重要な手がかりです。

Chapter 05

黒田辰秋の技法 — 拭漆から螺鈿まで

拭漆 — 木目を生かす下地技法

拭漆は生漆を塗っては拭き取ることを繰り返し、木目を生かして仕上げる技法です。塗り重ねるほどに深い艶が増し、黒田作品の重厚な質感を生み出します。

螺鈿 — 貝の輝きを生かす加飾

螺鈿は夜光貝や鮑貝などの貝殻を文様に切り、漆面に貼り付けて研ぎ出す加飾技法です。「螺鈿総貼小棚」(1941年)のように、表面全体を貝で覆う大胆な意匠も黒田の真骨頂です。

乾漆 — 麻布や漆を重ねる技法

乾漆は麻布に漆を重ねて成形する、あるいは漆を幾層にも塗り重ねて堅牢に仕上げる技法です。「乾漆耀貝螺鈿飾箱」など、螺鈿と組み合わせて用いられることも多くあります。

変わり卍 — 黒田を象徴する文様

変わり卍は、朝鮮家具に見られる伝統的な卍文様を参考に、黒田が「ひねり」「ねじり」を加えてアレンジした連続文様です。手箱や飾り棚の縁など、さまざまな作品にパターンを変えて多用されました。

拭漆
生漆を塗っては拭き取ることを繰り返し、木目を生かして仕上げる下地技法。
螺鈿
貝殻を文様に切り、漆面に貼り付けて研ぎ出す加飾技法。
乾漆
麻布や漆を幾層にも重ねて堅牢に成形・仕上げする技法。
変わり卍
朝鮮家具の卍文様をアレンジした、黒田独自の連続文様。
Chapter 06

同時代の仲間たち — 民藝運動の同志

黒田辰秋の作陶は、彼一人の力で成立したのではありません。民藝運動を築いた思想家・工芸家たちとの出会いと交流が、黒田の芸術を深く支えました。

柳宗悦(やなぎ むねよし、1889–1961) 民藝運動の創始者

思想家・宗教哲学者。1926年に「日本民藝美術館設立趣意書」を発表し、生活工芸のなかに美を見出す民藝運動を提唱。黒田を上賀茂民芸協団の設立に導いた、生涯を通じた同志のひとりです。

河井寛次郎(かわい かんじろう、1890–1966) 陶芸家・民藝運動

京都・五条坂に窯を築いた陶芸家。黒田は河井の講演に感銘を受けたことがきっかけで民藝運動に参加しました。柳宗悦・濱田庄司とともに民藝運動の中心を担った人物です。

青田五良(あおた ごろう、1898–1935) 染織家・上賀茂民芸協団の同志

兵庫県神戸市生まれの染織家。1927年、黒田・柳宗悦とともに上賀茂民芸協団を設立。民藝運動の工芸理論に基づく染織を目指しましたが、協団解散後の1935年、結核のため37歳で早逝しました。

濱田庄司(はまだ しょうじ、1894–1978) 陶芸家・民藝運動

栃木県益子町を拠点にした陶芸家。柳宗悦・河井寛次郎とともに民藝運動を推進し、黒田とも工芸家同士の親交がありました。1955年、陶芸分野で人間国宝に認定されています。濱田庄司の買取ページはこちら

Chapter 07

鑑定 — 共箱と真贋の見分け方

共箱に記された「辰秋作」の墨書と朱印

黒田辰秋の作品には、共箱に「辰秋作」の墨書と朱印(「辰」等)が記されることが多くあります。ただし、共箱の記載だけで真贋を判断するのではなく、木地の仕上げ・漆の艶・貝の貼り込み方・合口の精度など、作行き全体を総合的に拝見することが重要です。

一貫制作ゆえの質の高さ

黒田は図案から仕上げまですべて自らの手で行う一貫制作を貫きました。そのため、木地の狂いのなさ、漆の塗り重ねの丁寧さ、貝の切り出しの精緻さなど、随所に高い技術水準が表れています。こうした細部の質感が、真贋を見極める重要な手がかりになります。

共箱・書付が伝える来歴

共箱・書付は来歴を伝える重要な手がかりです。箱に黒田自身、あるいは関係者による書付があれば、有力な裏付けになります。ただし、共箱・書付がない場合も査定は可能です。

こんなお品もご相談ください

「実家に螺鈿の入った漆器があるが黒田辰秋の作かわからない」「共箱の文字が読めない」「箱がない」——そうしたお品こそ、古美術商の目で拝見する意味があります。木地・漆・螺鈿の質感から総合的に判断いたしますので、まずは現状のままお写真をお見せください。

Chapter 08

収蔵美術館 — 黒田作品はどこで見られるか

京都国立近代美術館

黒田辰秋の代表作を多数収蔵。生誕120年を記念した大回顧展「人間国宝 黒田辰秋―木と漆と螺鈿の旅―」(2024年12月〜2025年3月)が開催され、初期から晩年までの代表作が紹介されました。

豊田市美術館(愛知県豊田市)

「拭漆楢彫花文椅子」など、黒田の家具作品を収蔵。木工芸家としての黒田の造形力を伝える所蔵品で知られます。

日本民藝館(東京・目黒区駒場4-3-33)

柳宗悦が創設した民藝運動の中心的美術館。「朱漆三面鏡」(1928年)など、黒田の初期作品を収蔵しています。

皇居新宮殿(東京都千代田区)

1968年、黒田が調度品を手がけました。竹の間の把手には、日本産・メキシコ産の貝を使い分けた螺鈿装飾が施されています。一般公開はされていませんが、皇室ゆかりの代表的な仕事として知られます。

Chapter 09

取扱と保存 — 木漆工芸品を大切に持つには

黒田辰秋の作品は、実用に耐える堅牢な作りが特徴ですが、木と漆という自然素材ゆえに、長く大切に持つためのポイントがあります。

保管環境 — 乾燥と直射日光を避ける

木地は極端な乾燥・多湿で反りやひび割れが生じることがあります。漆も紫外線に弱いため、直射日光の当たる場所での保管・展示は避けるのが望ましいです。

共箱の保管 — 書付を傷めないために

共箱は来歴を伝える大切な資料です。湿気を避け、桐箱であればそのまま風通しの良い場所に保管してください。箱書きの墨が薄れないよう、直射日光を避けることも大切です。

螺鈿の欠けを防ぐ

螺鈿の貝は薄く加工されているため、強い衝撃で欠けることがあります。持ち運びや収納の際は、柔らかい布で包むなど、貝の面に直接負荷がかからないよう注意してください。

査定前のお手入れについて

査定前に無理に漆面を磨いたり、欠けを補修したりする必要はありません。かえって評価を下げてしまうことがあります。現状のまま拝見いたしますので、ご不明な点は査定時にお気軽にお尋ねください。

Value

黒田辰秋作品の価値を左右するポイント

黒田作品の評価は、見た目や大きさだけでは決まりません。
古美術商は、次のような点を一つひとつ確かめながら査定いたします。

01
真贋 — 黒田本人作か、木地師・後代の写しか
02
技法 — 拭漆・螺鈿・乾漆の質の見極め
03
造形 — 木地の狂いのなさ・合口の精度
04
共箱・書付 — 「辰秋作」の墨書・朱印の有無
05
器種 — 家具・調度・茶道具など用途による評価差
06
状態 — 漆の剥落・木地の割れ・貝の欠け
07
貝の発色 — 螺鈿の輝きと貼り込みの精緻さ
08
来歴 — 旧蔵者や入手経緯の記録
09
需要と供給 — 器種・技法ごとの市場での希少性
Our Answer
その黒田辰秋の真価、古美術商でなければ見抜けません。
Why Morita

黒田辰秋作品の買取を、古美術もりた

茶道具・骨董・木漆工芸の作品を数多く見つめてきた審美眼で、黒田作品の真贋と時代を丁重に見極めます。

1
Connoisseurship

黒田作品を見る、確かな目

木地の仕上げ、漆の質感、螺鈿の貼り込み方、共箱の書付——黒田作品の真贋を左右する要素を、一点ずつ細かく確認いたします。同時代の工芸作家(河井寛次郎・濱田庄司など)の作品と合わせての整理もお任せください。

2
Nationwide · Free

全国へ無料出張、秘密厳守

東京・成城を拠点に、全国どこへでもお伺いします。出張費・査定料・ご相談料はすべて無料。共箱・鑑定書のないお品も現状のまま拝見します。大型の家具・調度も出張査定いたします。

3
Track Record

実績に基づく、適正な評価

杉並区をはじめ、これまで多くの木工芸・漆芸・茶道具の買取実績を重ねてまいりました。器種や技法ごとの相場観をふまえ、確かな評価をご提示します。

Flow

黒田辰秋作品 買取の流れ

お問い合わせから査定・現金お支払いまで。費用は一切いただきません。

STEP 01

お問い合わせ

お電話・メール・フォームでご連絡ください。作品の概要とご状況を簡単にお聞きします。

STEP 02

事前査定(任意)

全体・共箱の書付・落款の写真をお送りいただければ、おおよその金額をお伝えします。

STEP 03

出張・拝見

ご都合に合わせて全国へお伺いし、現物を丁重に拝見・査定いたします。ご来店相談も可。

STEP 04

ご成約・お支払い

ご納得のうえご成約。原則その場で現金にてお支払いします(お振込みも可能です)。

Works

取り扱った黒田辰秋作品の一例

杉並区で実際にお譲りいただいた、色違い・サイズ違いの螺鈿中次2点です。よく似たお品をお持ちでしたら、ぜひご相談ください。

黒田辰秋 螺鈿中次(杉並区買取例・緑貝・大)
Suginami / Nakatsugi ①黒田辰秋 螺鈿中次(緑貝・大)
杉並区のお客様より、ご自宅のお片付けの中でお譲りいただいた螺鈿中次です。夜光貝を思わせる緑がかった貝を全面に貼り込んだ、やや大ぶりの一点でした。
黒田辰秋 螺鈿中次(杉並区買取例・銀白貝・小・共箱)
Suginami / Nakatsugi ②黒田辰秋 螺鈿中次(銀白貝・小・共箱)
同じお客様より、色違い・サイズ違いであわせてお譲りいただいた一点。共箱に「螺鈿中次 辰秋作」の墨書と朱印が残されていました。
Customer Voices

お客様の声

黒田辰秋の作品を手放すという場面で、皆さまよりお寄せいただいたお声の一例をご紹介します。

Tokyo · Suginami

共箱の文字が読めなくても、丁寧に確認していただけました。

実家の整理をしている中で出てきた螺鈿の小箱に、共箱はあったものの墨書が達筆で読み取れず、本当に黒田辰秋の作品なのか半信半疑でした。木地の仕上げや貝の貼り込み方などを丁寧に見ていただき、来歴も含めて納得のいくご説明をいただけました。

東京都杉並区のお客様黒田辰秋 螺鈿中次
Tokyo · Suginami

色違い・サイズ違いの2点、まとめて丁寧に見ていただけました。

両親が集めていたコレクションの中に、色もサイズも異なる螺鈿の中次が2点ありました。一点ずつ質感や共箱の有無を確認しながら査定していただき、安心してお譲りできました。

東京都杉並区のお客様黒田辰秋 螺鈿中次 2点
Service Area

黒田辰秋作品の買取/全国の対応エリア

東京・成城を拠点に、全国47都道府県へ出張買取いたします。お住まいの地域のページもご覧ください。
出張費・査定料・ご相談料は、いずれも無料です。

東京

東京都

即日対応
都内

杉並区:実際に螺鈿中次2点をお譲りいただいたエリアです。成城から比較的近く、当日〜翌日でのご訪問も可能です。
世田谷区:店舗のある成城が所在するエリア。茶道具・骨董品としての木漆工芸品のご相談を多くいただいています。
目黒区:日本民藝館のある駒場を含むエリア。民藝運動ゆかりの工芸品のご相談にも対応しております。

首都圏

神奈川・埼玉・千葉

3県
神奈川県埼玉県千葉県
北関東

北関東

3県
茨城県栃木県群馬県
甲信越

甲信越・静岡

4県
静岡県山梨県長野県新潟県
東北

東北地方

6県
青森県岩手県秋田県山形県宮城県福島県
北陸

北陸地方

3県
富山県石川県福井県
東海

東海地方

3県
愛知県岐阜県三重県
関西

近畿(関西)

6府県
大阪府京都府(黒田の拠点)兵庫県奈良県滋賀県和歌山県
中国

中国地方

5県
鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国

四国地方

4県
徳島県香川県愛媛県高知県
九州

九州・沖縄

8県
福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県
北海道

北海道

全域
北海道
東京・成城を拠点に、全国47都道府県へ出張買取いたします。
東京都内は最短即日対応。杉並区の茶道具買取世田谷区の茶道具買取目黒区の茶道具買取の各区ページもご覧ください。
ご実家の整理・遺品整理の中で黒田辰秋の作品が見つかった場合も、実家じまいのご相談遺品整理のご相談生前整理のご相談から承ります。遠方のご実家の整理は遠方の実家じまいのご相談もご覧ください。
※「即日対応」は東京都のおおよその目安です。近県・遠方も日程を調整し、実際に多数お伺いしております。上記いずれの地域も、出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
Free Consultation

黒田辰秋作品の買取、
まずはお気軽にご相談ください。

黒田辰秋の卓・棚物・手箱・中次の買取。出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。秘密厳守、全国へ出張いたします。
お電話・メール・お問い合わせフォーム、ご都合の良い方法でご連絡ください。

Telephone
お電話
03-3415-1670
年中無休 9:00 - 18:00
E-mail
メール
24時間受付・翌営業日返信
Form
フォーム
フォームへ進む
24時間受付・下記の入力欄へ
Contact Form

黒田辰秋作品の買取 お問い合わせフォーム

下記フォームにご入力ください。査定・出張のご相談、ご来店予約も承ります。
お急ぎの方は、お電話(03-3415-1670/年中無休 9:00-18:00)でも承ります。

お写真の送付について
本フォームに写真の添付機能はございません。お写真をお持ちの方は、送信後にメールまたはLINEでお送りいただけます(送付方法は受付確認メールでご案内します)。お写真がなくてもご相談は承ります。全体・共箱の書付・落款の写真があると、より正確にお伝えできます。

送信後、担当者より折り返しご連絡いたします。査定・出張・ご相談はすべて無料、秘密厳守です。

FAQ

黒田辰秋作品の買取 よくあるご質問

Q.共箱に「辰秋作」とありますが、真贋はどう判断しますか?
A.共箱の墨書・朱印は来歴の有力な手がかりですが、それだけで判断はいたしません。木地の仕上げ、漆の艶や塗り重ねの質感、螺鈿の貼り込み方、合口の精度など、作行き全体を古美術商の目で総合的に拝見して査定いたします。
Q.共箱や鑑定書がなくても査定できますか?
A.はい、共箱や鑑定書がなくても査定いたします。付属品があれば参考にいたしますが、無い場合でもお品物そのものを丁重に拝見し、査定額をご案内します。
Q.螺鈿中次とはどのようなお品ですか?
A.中次は、胴の中央で身と蓋が合わさる円筒形の茶器(茶入・薄茶器)の形状です。螺鈿中次は、その表面全体に貝を貼り込んで加飾したもので、黒田辰秋が得意とした螺鈿技法の代表的な作品形式のひとつです。
Q.拭漆や螺鈿とは、具体的にどのような技法ですか?
A.拭漆は生漆を塗っては拭き取ることを繰り返し、木目を生かして仕上げる技法です。螺鈿は夜光貝や鮑貝などの貝殻を文様に切り、漆面に貼り付けて研ぎ出す加飾技法です。どちらも黒田辰秋を代表する技法で、査定の際の重要な手がかりになります。
Q.家具や椅子など大型のお品も買取可能ですか?
A.はい、卓・棚物・椅子など大型の木工芸品も査定・買取いたします。搬出が難しい場合もございますので、まずはお写真とサイズをお知らせのうえご相談ください。
Q.欠けやヒビ、漆の剥がれがある品でも査定できますか?
A.はい、欠け・ヒビ・漆の剥落があるお品も拝見いたします。状態は評価に影響いたしますが、現状のままお見せいただければ査定額をご案内します。ご自身での補修はお勧めしません。
Q.共箱・書付・購入時資料はどれが重要ですか?
A.重要度の目安として、①共箱・書付(作者名や品名の記載があるもの)、②購入時の領収書・カタログ、③旧蔵者や入手経緯の記録、の順です。ただし、いずれも『あれば評価が伸びる』補助であり、資料がなくても作品自体(木地・漆・螺鈿の質感)から判断いたします。
Q.遺品整理や実家じまいで複数点まとめて出てきた場合の対応は?
A.黒田辰秋の作品が複数点まとめて出てきた場合は、コレクションとしての由来を伺いながら一括で拝見いたします。他の工芸作家(河井寛次郎・濱田庄司など)の作品と一緒に伝わっている場合もあり、それらは評価の重要な手がかりになります。ご自宅・蔵・実家など、全国どこへでも出張して拝見いたします。
Q.出張費・査定料は本当に無料ですか?全国対応ですか?
A.出張費・査定料・ご相談料はすべて無料です。お譲りいただかなかった場合も費用は一切いただきません。東京・成城を拠点に、全国どこへでも秘密厳守でお伺いいたします。
References

参考文献・外部情報源

本ページの記述にあたり、以下の情報源を参照しました。より詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

黒田辰秋
Wikipedia日本語版「黒田辰秋」Wikipedia英語版「Tatsuaki Kuroda」Wikidata(Q11678693)
柳宗悦
Wikipedia日本語版「柳宗悦」Wikidata(Q904161)
河井寛次郎
Wikipedia日本語版「河井寛次郎」Wikidata(Q6379524)
青田五良
Wikipedia日本語版「青田五良」Wikidata(Q17190873)
収蔵美術館
京都国立近代美術館 公式サイト日本民藝館 公式サイト

※上記は本ページ作成時点の公開情報にもとづきます。最新情報は各リンク先にてご確認ください。買取査定は、これらの文献情報に加え、当店の古美術商としての知見をもとに総合的に行います。

About / Operator

運営者・鑑定者情報

黒田辰秋のような一貫制作による木漆工芸の査定は、真贋への確かな知識と作家への敬意が要です。
古美術もりたの概要と、買取に関わる許可・登録をご案内いたします。

屋号
古美術もりた(Antique & Fine Art Morita)
所在地
〒157-0066 東京都世田谷区成城3-4-3
小田急線「成城学園前駅」より徒歩8分(ご来店は完全予約制)
電話/受付
03-3415-1670 年中無休 9:00–18:00
創業
神奈川県鎌倉市にて創業。現在は東京・世田谷区成城に拠点を構える古美術商です。
取扱分野
黒田辰秋をはじめとする人間国宝・木漆工芸作家の作品、掛軸・茶道具・骨董・仏像仏具・中国美術など古美術全般。
鑑定・実績
古美術商として長年、茶道具・骨董・木漆工芸作家の作品と向き合ってまいりました。杉並区をはじめとする買取実績を重ねております。
古物商許可
東京都公安委員会 第303282320966号
特別国際種事業者
登録番号 第00596号

※査定・出張・ご相談はすべて無料、秘密厳守でお伺いいたします。許可・登録の詳細はご利用案内をご覧ください。